気になる“あのコ”のシゴトーク/35

桐谷美玲「プラスになることが一気に来た」

2011.08.04 THU


撮影:堀清英
「全部美玲」と題された映画のチラシには、様々な表情の桐谷美玲さんを観ることができる。主演する映画は、8/6(土)公開の『乱反射』と『スノーフレーク』。豪華2本立てなのである。

「演じ分けはできたかなって思います。それはたぶん、監督が同じなので相談しやすかったからかと。あとは撮影の合間に1週間みっちりリハーサルできたことがよかったんだと思いますね」

『乱反射』での美玲さんは、女子高生で歌人の嘉瀬志摩役。“皆と同じ”から逸脱したくない思いから、歌人であることをあこがれの同級生にも秘密にしていた。心を開かないがゆえに軋轢を生み、彼の心も離れて行ってしまう。そんなおり、幼なじみの大学生、航大(三浦貴大)と出会い、やがく恋心を抱いていくというストーリー。

かたや『スノーフレーク』での美玲さんは、一家心中で亡くなったかつての幼なじみ“速人”を思い続ける短大生、真乃役。就職のための上京を控え、速人への気持ちに区切りを付けようと考えていた。そんなある日、速人そっくりの目をした青年(青山ハル)を見かけたことに端を発した恋とサスペンスの物語だ。

「志摩の高校生らしいもどかしい気持ちもわかるし、真乃の頑固な感じもわかるし、私はふたりを足して2で割った感じですね。両方とも幼なじみが出てくるんですけど、私自身、女の子の幼なじみしかいなくて。だから志摩と真乃がうらやましい。それが恋愛関係に発展しなくても、なんだかかわいらしくて、特別な感じがするんですよ」

女優デビューは2006年。映画出演は10作目を数えるが、主演で、しかも2作品同時公開というのははじめての経験だった。

「いい経験になったと思います。どんな作品でも、やったことでプラスになったと実感できるんですが、今回はそれが『一気に来た』って感じです。今はどんな役でもトライしたい時期で、ちょっと意地悪な女の人とか、いじめる側の役もやってみたいですね(笑)」

実際、様々な役にトライしている。来年にかけてほかに3作品に出演する。多忙を極める美玲さん、さぞお疲れかと思いきや、「仕事はわりと自然体でやっているので、苦ではありません」。ちなみにストレス解消法は、ゲーム。かなりのゲーマーらしい。

「最近はDSの『マリオカート』とか。タイムアタックをひとりでひたすら挑戦しています。マリオサーキット1を50秒2ですね。見本の走りをするスタッフデータより速いですよ。空き時間はひたすらやってますね」
(吉州正行)

  • 桐谷美玲

    1989年千葉県生まれ。05年、スカウトされ、06年映画『春の居場所』でデビュー。同年「SEVENTEEN」で専属モデル。8/20には出演した映画『うさぎドロップ』も公開!ちなみに夏のご予定は「夏に5日間くらいお休みをいただけるのでお母さんとパリに行きます! 2年くらい前に両親が行ったんですが、お母さん『買い物は女同士で』って。だからそれを楽しみにがんばります」。すばらしい孝行娘である
  • 『乱反射』『スノーフレーク』

    初恋あり、ほんのり涙あり、青春あり、謎ありのストーリー。おまけに主題歌まで手がけるなど、桐谷美玲の魅力がふんだんに詰まった豪華2本立て映画! 監督は『時をかける少女』(2010)を手がけた谷口正晃。ファンになること間違いナシの作品(筆者も実際になりました)である。「『乱反射』は高校生のときだけしかない想いや懐かしさ、『スノーフレーク』は不思議な世界観を感じてほしいですね」と美玲さん。8/6(土)、シネマート新宿ほかにてロードショー!

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