MLB はどこがすごいの?

第4回 MLBの守備はここがすごい!

2012.04.25 WED

MLBはどこがすごいの?

大柄の俊敏遊撃手に元投手の強肩外野手…型破りのMLB!



「守備がうまい選手」といえば、小柄&バッティングが苦手で、打順は8番くらいの下位打順…なんていうイメージがあるものの、「MLBには、打力と守備力を兼ね備えた“すごい”選手がいるんです!」と教えてくれたのは、英字新聞『ジャパンタイムズ』の野球担当・永塚和志さん。えっ! MLBには、ホントにそんなスーパーな選手がいるんですか?

「コロラド・ロッキーズに所属するトロイ・トゥロウィツキーという選手です。彼はショート(遊撃手)のポジションながら、身長190センチ・体重90キロと、MLBのなかでも非常に大柄。しかしその守備力は、抜きん出たレベルを誇っています。大柄なのに打球に対して俊敏で、守備範囲も非常に広い。さらに肩も強く、痛烈な打球をいともカンタンにキャッチしたあと、一塁への素晴らしい送球で幾度となくバッターを刺しています。エラーをしてしまうケースの多いショートのポジションで、昨年の失策はわずか6個。現在、2年連続で、守備力の高い選手に贈られるゴールドグラブ賞を受賞しています。しかも、バッティングも申し分なく、こちらも2年連続で『3割・30本塁打』をマーク。まさにMLB屈指の“魅せる遊撃手”と言えるでしょう」

トゥロウィツキー選手は、まだ27歳なので、数年後には、さらに大活躍して、よりビッグなスターになる可能性も大! ちょっと覚えにくい名前ですが(笑)、いまのうちから要チェックしておくといいかも!

「また、ベースボールを語るうえで、“守備の要”であるキャッチャーの存在を語らないわけにはいきません。いま、MLBで最も“魅せるキャッチャー”といえば、セントルイス・カージナルスのヤディアー・モリーナでしょう。長兄ベンジー、二兄ホセもMLBでキャッチャーを務めた“モリーナ3兄弟”の末っ子で、捕球・送球ともに超一級品と評されるプエルトリコ人捕手です。特にその強肩は“ロケット・ランチャー”と呼ばれ、昨季までの通算盗塁阻止率は44%を記録。2007年には、なんと54%という信じられない数字も残しています。チームメイトのピッチャーたちも『ヤディアーがいれば、ランナーを背負っても気にならない』と言い切るほど。4年連続でゴールドグラブ賞に選ばれており、彼が盗塁を刺すシーンは、一見の価値がありますよ」

一般的に30~40%あれば立派といわれている盗塁阻止率。それが54%って…ハンパない数字じゃないですか! いったいどんな送球で俊足ランナーを刺しているんだろう。ぜひ見てみたいです!

「さらに、ランナーを刺す“魅せるシーン”なら、外野からの強肩ぶりもMLBの醍醐味でしょう。イチロー選手の“レーザービーム”は有名ですが、彼に匹敵するレベルを誇るのが、カンザスシティ・ロイヤルズのジェフ・フランコーアと、ワシントン・ナショナルズのリック・アンキールという外野手です。フランコーアの強肩ぶりは、とにかくズバ抜けています。ライトの定位置でキャッチし、ノーバウンドで三塁スタンドにボールを投げ込んだこともあるほどですから。いまではランナーも怖くて、先の塁を狙おうとしません。フランコーアの肩は、まさに超人的と言えますね。一方、アンキールはもともとピッチャー出身なので、送球も非常に正確。見ていて惚れ惚れするほどです。センターの位置からバックホームに向かって放たれる矢のようなボールは、“すごい!”のひと言」
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