子どものころの収集品でひと稼ぎ!?

80年代人気玩具が高額売買中!?

2012.08.16 THU


生産されたものの未発売となり、ごく少数しか流通しなかったキン消し「シルバーリキ」は買取額が20万円。川崎球場配布のビックリマンシールには、状態がよければ1枚100万円以上になるものもある
ミニ四駆にガンプラ、ゲームウォッチ…現在30代の人には、80年代に一世を風靡したオモチャは懐かしい存在。その中で特に一部のマニアの間で高値で取引されているのが、キン消し(キン肉マン消しゴム)とビックリマンシールだ。ネットショップやオークションで探してみると、数万、数十万円で取引されているものも多数。なぜ今、ここまで価格が高騰しているのか?

「ブーム当時に子ども時代を過ごした方が大人になって、経済的に余裕が出てきてたためか、お金に糸目をつけずにコレクションをする方が増えているんです。どちらとも続編が出続けており、ファンの裾野が広がっていることも価格高騰の要因の一つでしょうね」

そう話すのは、キン消しとビックリマンシールを扱うネットショップ「ロココ」の高橋孝行さん。

「一番人気があるのは、やはり80年代のブーム当時に作られたレア物。状態のいいものは少ないため、価格が釣り上がりやすいんですよ」

マニアの集まる実売店舗を見ると、その人気の過熱ぶりがよくわかる。まんだらけ中野店・ミクロ館には、1体10万円を超えるキン消しが並び、なかには20万円で買い取りを募集しているものも!

「価格が高騰したのはネットが普及し始めた2000年頃からでしょうか。レギュラーシリーズ最後の『パート30』や、読者応募のキャラクターで、バンダイ以外のメーカーが作った非正規品などのレア物は、特に高値がついています。一方で販売当時に人気のあった初期シリーズは、現存する数も多いため、売りに来られてもほとんど値段がつかない場合もあるんです」(同店ミクロ館長・宮越洋平さん)

ビックリマンシールの高騰ぶりはさらに凄い。同店カード館には20万円、30万円のシールが並ぶほか、川崎球場のみで配布された『スーパーオリオン』シリーズのセットは、過去に何度か200万円で販売され、そのたびに即日完売しているそう。

「最近は同じシールでも状態の良し悪しで値段が数十倍にもなることがあります。熱心なコレクターはより状態がいいシールを探し続けるので、全種類を揃えてもゴールにならないんです(笑)。逆に、全種類のコンプリートだけを目指すなら、レアなシールを1枚買うよりお金がかからないので、コレクターのスタイルも多様化してきたと言えるでしょうね」(同店カード館・田嶋宏一郎さん)

もし昔集めたアイテムが手元に残っていたら、売りに出してみるのもよし。逆にそれをもとにコレクションを始めても、少年時代の楽しみを再体験できるはずだ!
(古澤誠一郎/Office Ti+)

※この記事は2010年09月に取材・掲載した記事です

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