アートの街に生まれ変わった横浜の“元風俗街”

「黄金町バザール2012」開幕!

2012.10.19 FRI


黄金町のアーティストを中心に“植物”にまつわる作品の展示、販売を行う「コガーデン」は、バザール期間中も開店しているので、要チェック!
やってきました、芸術の秋! アートなイベントのひとつにでも行ってみようと調べてみたところ、10月19日から横浜で開催される『黄金町バザール2012』なるフェスティバルを発見。

「『黄金町バザール』は、横浜市の京急黄金町駅から日ノ出町駅間で行われるアートフェスティバルです。期間中は、高架下スタジオやこのエリアに点在するその他のスタジオ、さらに屋外にも様々な作品が展示され街中がアート一色に染まります。今年で5回目を迎えますが、昨年の『黄金町バザール2011』には、2カ月で約9万人の来場がありました」

そう語るのは、黄金町バザールを運営するNPO法人黄金町エリアマネジメントセンターの広報スタッフ。しかし、この黄金町。実は数年前まで、いかがわしげなお店が密集する“風俗街”だったらしい…。

「そうですね。2004年頃までは、売買春等を行なっている店が約250軒もありました。生活環境の悪化が問題になっていた中、地域住民による活動が始まり、警察や行政も連携して安全・安心のまちづくりを推進してきました。その後に、横浜市が進めるクリエイティブシティ政策の一環として『黄金町をアートの街にしよう』という提案があり、4年前から『黄金町バザール』が始まったんです」

へ~、そうだったんですね…。そのかいあってか、住人たちもアートによる街づくりに積極的に協力。若手作家たちが黄金町に工房を持ち、今では、夜でも女性が安心して歩くことのできる街になったという。

そうとわかれば、なおさら行ってみたい…のですが、いざ行くとなると、アートゆえ、ハードルの高さを感じてしまいます。初心者でも楽しめるのでしょうか?

「参加型のイベントもたくさん開催されるので、アートに詳しくなくても十分楽しめますよ。例えば、観音様のメイクをしてもらって街を歩くワークショップや、その場にいるみんなで連想ゲームのように物語を作っていく『いちまいばなし』など、バリエーションに富んでいますから」

フェスティバルに参加するアーティストの中心は、20~30代の新進気鋭の若手作家。今年の黄金町バザールにも、国内外のアーティスト33組が参加。彼らが自身の作品を発表する場、という役割も果たしている。

「黄金町バザールをキッカケに、生まれ変わったこの街の空気や、会場の雰囲気をぜひ味わいに来てもらいたいですね」

百聞は一見にしかず、というワケで、10月19日から始まる「黄金町バザール2012」で、芸術の秋を体感してみては?
(大貫未来)

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