「キャプテンハーロック」「タイガーマスク」…

注目名作アニメ「劇場版&実写版」

2013.03.21 THU


『ドラゴンボールZ 神と神』原作者の鳥山明氏が手掛けた完全オリジナルストーリーで、スクリーンに悟空見参! 3/30(土)全国公開 (c)バードスタジオ/集英社 (c)「2013 ドラゴンボールZ」製作委員会
人気テレビアニメの「劇場版」が好調な興行成績をあげている。日本映画製作者連盟(映連)の発表によると、昨年公開された邦画全554本中、興行収入が10億円を超えたのは39作品。その約3分の1となる12本が、劇場化の前にテレビアニメで放送実績がある作品なのだ。

こうした流れを背景に、今春の劇場版アニメでは大人心に響く往年の名作が相次ぎ登場。17年ぶりの劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』(3/30公開)を皮切りに、『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』(6/22公開)、CGアニメ『キャプテンハーロック』(今秋公開)など、映画業界は“大人向けマーケット”を狙い撃つ。

また、劇場版アニメだけでなくテレビアニメの実写版も続々とラインナップ。注目株は原作小説もベストセラーの『図書館戦争』(4/27公開)。メディアの検閲に立ち向かう自衛組織“図書隊”の戦いを岡田准一、榮倉奈々らが熱演する。さらに今夏の目玉は約40年前に子供たちを虜にした『ガッチャマン』(8/24公開)。いまだその全貌は明かされていないが、松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽ら注目の若手がキャスティングされ、“科学忍者隊”の活躍に期待が高まる。このほか水嶋ヒロが執事セバスチャンに扮し、オリジナルストーリーで展開する『黒執事』(年内公開)、ウエンツ瑛士が伊達直人を演じる『タイガーマスク』(今秋公開)など秋以降も気になる作品が目白押し。昨年は『テルマエ・ロマエ』や『宇宙兄弟』などコミック原作の実写化映画の評価が高かっただけに、根強いファンがついた名作の実写化作品がどんなサプライズを生み出すか要注目だ。

小説や漫画の人気作をテレビアニメ化すれば、さらにファン層は拡大する。そこに劇場版アニメや実写化映画を投入し、公開後はDVD販売やレンタル、放送権販売でチャンスを拡大する。こうした映像コンテンツビジネスは今後もしばらく続きそうだ。
(足立美由紀)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト