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ハリウッド版忠臣蔵の予告編に物議

2013.07.30 TUE

噂のネット事件簿


予告編動画の“怪物”登場シーンより。動画公開から4日間で再生回数は約82万回(2013年7月28日時点)となっており、注目度の高さがうかがえる ※この画像はサイトのスクリーンショットです
古くから歌舞伎や人形浄瑠璃の演目として人気があり、現代でも幾度となく小説・映画・ドラマの題材となってきた、日本人にとっておなじみの歴史的事件である「忠臣蔵」。そんな「忠臣蔵」をモチーフにしたハリウッド映画『47RONIN』のアメリカ版予告編がYouTubeで公開され、日本のネット上で物議を醸している。

「忠臣蔵」とはそもそも、江戸時代中期の元禄14年(1701年)から元禄15年にかけて起きたとされる元禄赤穂事件をもとにして創られた作品。作品によって主人公や視点が異なっている場合もあるが、ベースとなっている事件は、赤穂藩主・浅野内匠頭が高家旗本である吉良上野介を江戸城内において刀で襲い、その殿中抜刀の罪で即日切腹に。これによって、赤穂藩はとりつぶしとなり、主君である浅野の敵討ちのために“浪人”となった赤穂藩の旧藩士47名が吉良邸に討ち入りし、吉良らを殺傷。その後、浪士たちは切腹するというものだ。

今年12月25日にアメリカで公開予定のハリウッド版は、このような“お決まり”のストーリーになっているわけではなく、キアヌ・リーブス演じる“はぐれ者”の主人公・カイが、吉良への復讐を果たそうとする47人の侍集団に加わるというストーリーのようだ。

そして、予告編を見てみると、これまでの「忠臣蔵」には登場していない架空のキャラクターが多数登場している模様。全身タトゥーが入った謎の人物、恐竜を思わせる怪物、女優・菊池凜演じる突如として怪物に変身するキャラクターなどが、予告編では特にフィーチャーされている。これだけでも、本家「忠臣蔵」からは想像もつかないような“ファンタジー”要素満載のストーリーになっていることが読み取れるだろう。

この予告編を見たネットユーザーたちが2ちゃんねる・芸スポ速報+板のスレッド「【映画】武士の世界観×最新SFX 『47RONIN』の予告編公開! 出演はキアヌ・リーブス、真田広之、柴咲コウ、菊地凛子、赤西仁ら」に書き込んだ声は、

「これは酷い
忠臣蔵の欠片もねえ」
「なんだこのわけ分からん世界観はw」
「誰が大石内蔵助で誰が吉良上野介なのか」

といった批判的コメントと、

「トレイラー見たら結構見たくなったw
日本風ベースのファンタジー世界って、ありそうでなかったような気が」
「ファンタジー物としては面白そうだ」
「SF映画なんだからこれでいいんじゃね
サムライファンタジーってことで」

などの興味津々なコメントとに分かれている。両者とも、予想もしていなかった世界観に驚いているというのは共通しているようだ。

多くの日本人キャストも登場している本作。今後公開が近づくにつれ、さらに話題を巻き起こしていきそうだ。

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