アスリート、探検家、料理人…熟睡のコツは?

プロ仕事人が実践!こだわり睡眠術

2014.10.02 THU


あべ・ゆうき/1981年生まれ。プロサッカー選手。各年代で日本代表に選出され、ジェフ市原(現・千葉)では当時の最年少出場記録となる16歳10カ月でJリーグデビュー。2010年のW杯アフリカ大会に出場後、英レスターに移籍し、活躍した。現在は浦和レッズで主将を務める。
職業が違えば、睡眠時間や睡眠スタイルは異なるもの。だがどんな職業であれ、きちんと睡眠をとらなければ良いパフォーマンスを発揮できないことに変わりはない。そこで「会社員」とは異なる生活スタイルの職業人たち――サッカー選手、料理人、探検家――3人にそれぞれの睡眠テクニックを訊いてみた。

●阿部勇樹(プロサッカー選手)
〈平均睡眠時間:7時間〉

日中眠くても昼寝は30分まで
適度な睡眠でパフォーマンスUP

「睡眠不足でも睡眠過多でも身体は重くなってしまいます。ですから、試合で良いパフォーマンスを発揮するためには、自分に合った習慣、リズムで適度な睡眠をとることが大切。いつもは23時から24時のあいだに寝て、7時ぐらいに起きているのですが、試合の後は疲れが溜まっているので日中に眠くなることもあります。そのようなときでも、昼寝は30分程度にとどめて夜にしっかり熟睡できるよう心がけていますね。また、タイトルのかかった大事な試合や日本代表の試合の前日などはワクワクして、眠れなくなってしまうこともあります。そんな場合は、サッカーのことはなるべく考えず、本を読んでリラックスするようにしていますね」


●ベリッシモ・フランチェスコ(実業家、料理研究家)
〈平均睡眠時間:7.5時間〉

モテる人ほど昼寝が好き!
イタリア人は夜デートで大忙し

「日本人はあまり昼寝をしないようですが、イタリアでは午睡をとる人が多く、特にモテる人ほどよく昼寝をするといわれています。なぜかって? イタリアの伊達男は夜のデートで忙しいから、お昼に寝るんです! また、オシャレな男性はパジャマよりもナイトガウンを着る人が多いかな。エスプレッソマシンの音で目覚めて、ベッドの上でエスプレッソを飲むのがイタリアの朝のスタイル。僕の場合、1人で寝るときはだいたい朝7時半に起床、2人の場合はもう少し寝坊します(笑)。仕事に加えて、昔からジムでトレーニングもしているので、睡眠は僕にとって一番の休養。眠る前にイタリアの食後酒、グラッパ(grappa)を飲むとぐっすりです!」


●関野吉晴(探検家)
〈平均睡眠時間:7.5時間〉

過酷な探検中は工夫して就寝
日本滞在時は規則正しい生活を

「探検中は身体が資本なので、体力温存のためにも睡眠は大切。よく寝て、よく食べれば、なんだってできます! 探検に出ているときは、寝床が毎回変わることもあるので、その土地の気温や湿気に応じて眠り方も工夫しています。例えば、寒いところではアルミの水筒を湯たんぽにして寝袋の中の足元に置く。熱帯雨林なら蚊帳付きハンモックが最高!などなど。そんな過酷な状況に耐えるためにも、日本にいるときは、できるだけ規則正しい生活を心がけています。毎日24時ごろに寝るようにしていますが、日によってはプラスマイナス2時間ずれることも。本当ならば、毎日22時に寝たり、たとえ夜更かしをした日でも朝は毎日同じ時間に起きた方がいいのだろうけど…実践するのは難しいかな(笑)」

以上、プロフェッショナルたちの睡眠術。皆さんも参考にしてみては?
(松原麻依/清談社 +R25編集部)

  • ベリッシモ・フランチェスコ

    1979年生まれ。イタリア・ローマ出身の実業家、料理研究家。2001年に来日。株式会社ビリオネア代表取締役社長、イタリア料理研究会会長を務める傍ら、テレビ番組や雑誌にも登場するなど、タレント活動も精力的に行っている。
  • 関野吉晴

    1949年生まれ。探検家、文化人類学者。1993年から2002年まで、南アメリカのナバリノ島からタンザニアまでの5万3000kmの旅を自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」を敢行。現在は武蔵野美術大学で教鞭をとっている。

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