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ラッスンの面白さを明快に分析

2015.03.26 THU

噂のネット事件簿


依然ブームが続く8.6秒バズーカーのラッスンゴレライ ※この画像はサイトのスクリーンショットです
2015年に入って最もブレイクした芸人といえば、「ラッスンゴレライ」のリズムネタでおなじみの「8.6秒バズーカー」で間違いないだろう。しかし彼らに関して、ビートたけしが「バカ大学の文化祭」と酷評したり、松本人志が「別に面白くはなかったけどね」と感想を述べたりと、厳しい意見が寄せられているのも事実だ。そんななか、ライター、編集者、音楽ジャーナリストの柴那典氏が、ラッスンゴレライの面白さを音楽的な切り口から解説し、多くの支持を集めている。

柴氏の解説は3月23日に、彼のブログ内で「『ラッスンゴレライ』はどこが面白かったのか」というタイトルで公開されたもの。柴氏はまず、ラッスンゴレライのリズムが「三三七拍子」のリズムをベースにしていると述べ、その語呂の良さを指摘したうえで、「いや、ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さん」の「いや」の部分を、「ここはリズムが『食っている』んです。前の小節の4拍目の裏から始まっている」と説明している。

そして柴氏は、2人のリズムについて、

「左側のほう、はまやねんのセリフは何を言っても『三三七拍子』の表拍からズレない」
「右側のほう、田中シングルのセリフはどんどんリズムの裏拍に乗っていく」

と分析し、「バリ、グアム、ハワイ、どれですのん?」「意味わからんからやめて言うたけど もうラッスンを待ってまっすん」といったセリフのリズムを、時に譜面化までして音楽的に解説。「『意味の逸脱』と『リズムの逸脱』の倒錯が起こっている。それが『ラッスンゴレライ』の面白さだ」と結論づけている。

流行のお笑いネタを音楽的な切り口で論理的に説明した柴氏のブログ記事は、ネットで話題に。ツイッターを見ると、

「ほほぉーってなった。 裏拍のせたりとか、ファンクなんかだと気持ちいいもんね。 知らず知らず乗せられてたのかー」
「ものすごくしっくり来た」
「なるほどねー。シンコペーション好きよね子どもたち。これができる子は人気者になってる感ある」
「超真面目に解説しててすごく面白い」

など、多くの人が柴氏の優れた分析を賞賛している。今週に入っても、「ラッスンゴレライ=落寸号令雷」で、コンビ名の「8.6」が「原爆が投下された日」とのデマが飛び交うなど、8.6秒バズーカー絡みの話題の拡散力は目を見張るものがあり、まだまだ彼らの勢いは続いているようだ。

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