ハイレゾ音源 アーティストMAP!

多様な楽曲が一気にハイレゾ化!?

2015.03.31 TUE


あらゆるジャンルの名曲から最近注目の新曲まで、多くのアーティストたちの音楽がハイレゾで楽しめる時代がやってきた! イラスト:牧野良幸(主に雑誌やウェブ、絵本などのイラストレーターとして活躍。また、音楽鑑賞やオーディオへの造詣が深く、近年は音楽配信メディアなどでハイレゾに関するエッセイを多数連載。いままでの音楽遍歴を綴った書籍なども上梓している。)
CDより音の情報量が多く、歌声や楽器演奏など原音の再現性が高い「ハイレゾ」。これまでは、一部の人たちが楽しむための音源というイメージがあったが、昨年から邦・洋楽、懐メロにアニソン、様々なジャンルのハイレゾ化が進み、爆発的にコンテンツが増えている。つまり、誰でも楽しめる環境が整ったのだ。

そこで、音楽への造詣が深く音楽メディアなどで多くの連載を持つ牧野良幸さんに、ハイレゾで聴いてこそ魅力が増すアーティストや楽曲を教えてもらった。まず、音のよさがわかりやすいジャンルは、クラシックやジャズだという。

「楽器の音色には、深みや温かみを生み出す“倍音”が多いのですが、CDではデータに収まりきれずカットされていることがあります。その点、ハイレゾでは倍音も再現されるので、音に立体感が生まれるんです。ジャズの定番であるマイルス・デイビスの『Kind Of Blue』は、トランペットを中心とした楽器の余韻や、演奏の合間の余白に深さが感じられます。また、人の歌声にも倍音はあるため、ヘルベルト・フォン・カラヤンが指揮する『第九』の合唱部分は厚みがあり、聴き応えがありますね」

生演奏のよさが感じられる。そんなハイレゾの特長によって、懐かしの名曲のさらなる魅力にも気付けるそう。

「80年代の中森明菜や松田聖子はアイドルのイメージが強いですが、ハイレゾ音源では歌声の細かなニュアンスも耳に届き、ボーカリストとしての実力に驚かされます。『スローモーション』や『風立ちぬ』はグッときますね。当時の楽曲は音圧が低いため、CDだとスカスカに聴こえますが、ハイレゾだと厚みが増し、演奏者の技術の高さにも気付きますよ」

魅力が増すのは邦楽だけではない。「70~80年代の海外のバンドサウンドこそ、ハイレゾで聴きたい」と牧野さんは話す。

「70年代はアナログ録音がもっとも優れた時代で、当時リリースされたビリー・ジョエルの『The Stranger』はまさにハイレゾ向き。最高の環境で録音された音は、歌声の温もりがダイレクトに伝わってきます。レッド・ツェッペリンは、ハイレゾで迫力ある筋肉質で引き締まった本来の音になりました。重いドラムも見事に再現され、圧のある音になっています。個人的なおすすめは『天国への階段』。ポップスなら、マイケル・ジャクソンですね。CDでも十分に再現された一流の音楽は、ハイレゾでさらにレベルの高さを再認識できます」

懐メロに限らず、西野カナや秦基博、でんぱ組.incなど、最新のJ-POPも続々とハイレゾ音源がリリースされている。注目の若手アーティストの息づかいまで感じられるはずだ。そして、注目を集めているのが『新世紀エヴァンゲリオン』『機動戦士ガンダム』といったアニメのサウンドトラック。世界観やキャラクターの心情を表現する細かな音の強弱も聴こえ、浸りやすい。

音楽が持つ本来の魅力に気付かせてくれるハイレゾ。その楽しみ方を、牧野さんに聞いた。

「CDは圧縮された硬い音が壁のように迫ってくる聴こえ方がしますが、ハイレゾは音と音の間に空間が生まれ、音に包まれるような感覚になります。いままでの聴き方から一歩踏み込み、音楽と一体になって楽しめます。実際に聴いてみると、その感覚がわかると思いますよ」

家の中はもちろん、外でもハイレゾを持ち歩けたら、身も心も音楽に包まれて気分も上がりそう。そこで必要になるのが、ハイレゾを楽しむための対応機器だ。ソニーから出ているコンパクトサイズでポケットにすっぽり収まる「ウォークマン Aシリーズ」に、シャープなデザインの「ステレオヘッドホン MDR-1A」を合わせれば、手軽にハイレゾライフが始められるだろう! いまこそハイレゾで音楽と向き合う時間を作ってみては?

  • ソニーの「ウォークマン Aシリーズ」は、ハイレゾ音源をいつでもどこでも気軽に持ち運んで楽しめる、軽くてコンパクトなハイレゾ対応オーディオプレイヤー。ハイレゾ再生で約30時間も再生が可能だ
  • 耳を包み込む快適な装着感のステレオヘッドホン「MDR-1A」。高音質のハイレゾに身を包まれ気分が上がること間違いなし!

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