菊次郎?サマーウォーズ?30~40代男性が選んだ1位は?

「心に残る!夏映画」邦画BEST10

2015.08.18 TUE

世論調査


1位の『ウォーターボーイズ』は2001年に公開され、「シンクロブーム」を巻き起こしたヒット作 写真/PIXTA
“画になる”季節なのだろうか、夏を舞台にした映画は多い。数々の名作のなかで、もっとも印象に残っている「夏映画」はなんだろう? 1990年~2009年の20年間に公開された邦画のなかで「心に残る作品」を、映画公開時に学生~社会人として同時代を生きてきた30~40代の社会人男性200人にアンケート調査した(協力/アイ・リサーチ)。

〈心に残る「夏の邦画」TOP10〉
(全18作品のなかから上位3位まで選択。1位3pt、2位2pt、3位1ptとして集計)

1位 『ウォーターボーイズ』(2000年) 228pt
2位 『おもひでぽろぽろ』(1991年) 156pt
3位 『少年時代』(1990年) 120pt
4位 『菊次郎の夏』(1999年) 106pt
5位 『サマーウォーズ』(2009年) 105pt
6位 『時をかける少女』(2006年、アニメ版) 102pt
7位 『スウィングガールズ』(2004年) 77pt
8位 『ピンポン』(2002年) 76pt
9位 『かもめ食堂』(2006年) 41pt
10位 『リンダ リンダ リンダ』(2005年) 35pt

※番外
11位 『あの夏、いちばん静かな海。』(1991年) 25pt

TOP10のうち、実に9作品が「子供時代」や「学生時代」を描いたもの。夏に限った話ではないかもしれないが、とりわけ夏は郷愁を感じさせ、“若者”の青春を描くにはぴったりの季節ということかも。それぞれの作品に寄せられた感想は以下の通りだ。

●1位 ウォーターボーイズ 228pt
「男子のシンクロで斬新だった」(38歳)
「非常に笑えた」(37歳)
「妻夫木の初々しさがさわやかだった」(47歳)
「ラストの集団演技が見事。今中堅になっている俳優、女優の若いころが見られて感慨深い」(48歳)
「夏のプールが舞台だから夏を思い出す」(30歳)
「自宅の近所の高校の水泳部がこの映画のモデルになっておりとても好感が持てるから。 夏の部活動と男子校をテーマにしており青春を謳歌するさわやかな若者たちという印象を持てるから」(30歳)

●2位 おもひでぽろぽろ 156pt
「子供の頃に映画館で見て、素朴な昔の日本の原風景にぼんやりと憧れた(都会の団地住まいだったので)」(34歳)
「なつかしい気分にさせる映画」(42歳)
「ストーリーが良かった」(43歳)
「初めて親に映画館に連れて行ってもらって見た映画だった」(31歳)
「ジブリは感動しやすいので」(46歳)

●3位 少年時代 120pt
「母と見に行った唯一の映画で、小学生の夏休みを感傷的に思い出す映画となっています」(36歳)
「少年時代がなつかしい」(40歳)
「郷愁を感じる」(49歳)
「井上陽水」(43歳)

●4位 菊次郎の夏 106pt
「ビートたけしの思いがすごく伝わってくる」(43歳)
「たけしの演技が最高」(49歳)
「たけしが絶妙の味を出している」(34歳)
「音楽と映像がよくマッチしてよかったため」(33歳)
「珠玉の名作だと思う。北野 武作品の中では、エンターテインメント性が最も高く、隠れた名作だと思う。久石 譲の音楽も素晴らしい」(45歳)

●5位 サマーウォーズ 105pt
「終盤の展開が爽快感がある」(40歳)
「エンターテイメントのすべてを備えている。見終わってさわやかな気分になる」(48歳)
「夏を感じさせるストーリー」(38歳)

6位『時をかける少女』には、「歌をよく聴いた」(42歳)といったコメントが。ほか、井上陽水の「少年時代」、久石 譲の「Summer」(『菊次郎の夏』メインテーマ曲)など、印象的な主題歌やBGMがある映画が多いのも夏映画の特徴といえるかもしれない。

短い夏はあと少しで終わり…。寝苦しい夜は、名作のDVDでも借りてみる?
(梵 将大)

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト