「銀だこ」仕込みの生地とジューシーなお肉が絶品

フワッ濃厚!熟成肉お好み焼き爆誕

2016.01.29 FRI


奥でシズル感あふれる姿を見せているのが「熟成肉黒毛和牛天」(1580円)。手前にチラッと見えるのはランチメニューの「熟成黒毛和牛リブロース 鉄板焼き膳」(1380円)。濃厚なうまみをたたえる牛肉を、おろしポン酢やゆず塩などでご飯といただけば…至福! 住所:東京都千代田区永田町2-14-3東急プラザ赤坂地下1階、営業時間:11:30~15:00、17:00~23:00、電話:03-6257-3036
ここ最近の肉食ブームを牽引するキーワードといえば、“熟成”。新鮮な生肉を長期間熟成させることでうまみを引き出す手法として、耳にしたことがある人も少なくないハズ。このお肉の主な調理法はステーキや焼き肉だが、1月14日に赤坂にオープンした新店では、なんとお好み焼きでいただけるのだとか! 今後の食のトレンドを占う“1号店”の実食レポートを敢行する本連載としては、見逃せないお店だ。

というわけで訪れたのが、赤坂見附駅に隣接する赤坂エクセルホテル東急の地下にある「囲Kakomu」(かこむ)。間接照明に玉砂利、小粋なジャズのBGM…と、エリア的にもデートにピッタリという雰囲気だ。

「そのほか接待にも使えますし、外国人観光客の方からもご好評を得ています。もともと弊社は『築地銀だこ』を展開していまして、いわゆる粉モノが得意分野でした。レストラン業態への挑戦としてオープンしたこのお店では、手軽においしい熟成肉を味わっていただけますよ」

こう語るのが、同店を運営するホットランド広報の丸山美嘉さん。確かに、食前酒から始まり、黒毛和牛まで入る全9品のコースが3800円とは、なかなかリーズナブルだ。

「なかでも味わっていただきたいのが、お好み焼きの『熟成肉黒毛和牛天』(1580円)です。スフレのようなフワフワの生地と、濃厚な熟成肉のコントラストが絶妙なんです」

待ってました! とばかりにオーダー。調理はスタッフが全て目の前で焼いてくれるスタイルだ。具材は天かす、紅ショウガ、切りイカ、卵、桜えび、キャベツと一般的だが、大きく違うのは、鉄板の上に山のように具材を高く盛って焼く点。これにより、中が蒸し焼きのような火の通り方をするため、食感がソフトになるのだとか。そして傍らには、おいしそうな焼き色をまといながら黒毛和牛のステーキが横たわる。やがてサイコロ状に切り分けられ、生地の上にオン。裏返して焦げ目が付いたら、特製ソースをドロリとかけ回し、マヨネーズをまぶしかける!

…鮮やかな手際を目の前で見せつけられ、ソースが焼ける香ばしい香りを突きつけられたら、いやがうえにも期待が高まるが、味わいはその高い期待を裏切らないもの。まず驚くのが、出汁の風味。フワッとした生地の中に、うまみをまとった具材が、ソースに負けじと存在感たっぷりに感じられる。なかでも特筆すべきは、熟成肉の主張の強さ。ごろっとしたステーキが口の中で顔を出す感覚は、他にはない個性といえそう。

「関西や広島といった枠組みにとらわれず、ゼロからおいしいものを作り上げました。〆にピッタリで、どなたでもペロッと召し上がっていただけますよ」

う~ん確かに。西高東低の“粉モノヒエラルキー”に一石を投じるかもしれない実力店と見た! 連日満席らしいので、ご予約はぜひお早めに。
(吉州正行)

■グルメ男子、1号店をゆく 第3回

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