色にまつわる不思議を学ぶ実験セット

フルカラー写真が「4色」で作れる謎

2016.02.17 WED

格好いいパパに!オトコの子育て道場


「Color Lab 色の科学じっけんセット」内容:カラーブレンダー(色作り-混色実験)/明るい色と暗い色/あざやかな色とぼやけた色/10000色の色作り/色がかわるふしぎな紙/何で?どうして?ミラクルピクチャー
図工の授業で絵を描く時、絵の具を混ぜて色を作りましたよね。赤に青を混ぜると紫になったり、黄色に青を混ぜると緑になったり…。時には思いもよらない色ができるのがとても不思議でしたね。

そんな色の不思議を実験で確かめられるのが、新日本通商『Color Lab 色の科学じっけんセット』(1799円)。同社の営業である大倉基史さんによると「6種類の科学実験ができるこのセットは、器具と薬品自体がどれもカラフル。楽しく実験が進められるように作られています。特に、子供たちの驚きが一番大きいのは、“ミラクルピクチャー”という4色のフィルムを使った実験が人気です。また、同梱の説明書では目が色を識別する構造や光のしくみなども説明しています」とのこと。

子供向けとして販売されているこのキット。実はデザインの現場や理容学校でも色の教材として使われているそうで、大人である筆者も期待が膨らみます。

では、さっそく8歳の娘と人気の「ミラクルピクチャー」を試してみましょう。4枚の透明なフィルムに、それぞれ青(シアン)、紫に近いようなピンク(マゼンダ)、イエロー、黒の単色で何やら絵が描かれています。ピンクと青色のフィルムを重ねあわせると、模様が重なった部分は紫色に変化。赤と青を混ぜると紫になることを知っていた娘はここまでは想像できていたようで特に驚きはない様子。しかし、さらに黄色と黒のフィルムを重ね合わせるとフィルムに浮かび上がるのはフルカラーの写真! これには娘ばかりか、筆者も一緒に「ええっ!」とビックリ。

これは印刷の4原色がシアン、マゼンダ、イエロー、黒からなることを示す実験。娘は首をひねりながら何度も4枚のフィルムを重ねたり離したり。そのうち理解した(?)のか、後から来た弟に「マジックだよ!」と得意満面でフィルムを重ねて見せていました。

その他4色のインクを混ぜて色を作る実験では、セット内の試験管やスポイトといった実験道具を使うので気分は研究者に。本来は「色相環」という色の変化の法則を学ぶものですが、子供たちはスポイトでインクを垂らして新しい色を作ることに夢中に。ただ遊んで終わらないように、親は説明書にある色相環の図を見ながら「黄色にピンクを混ぜ続けると赤になるみたいだよ」と、誘導してあげるとよさそうです。

説明書には他にも「色彩学」のページがあり、色の違いによるイメージの変化について図案を交えた解説がなされています。「明るい色の箱は軽そうに見え、暗い色の箱は逆に重そうに見えることから、宅配便など使われている箱は明るい色が多い…」そんな豆知識に、子供たちも「へぇ~」と感心していました。

一通りの実験を終え、「色」にはたくさんの不思議があることを知った子供たち。こうして、身近なものにある不思議に気づくこと、理解することの楽しさを教えてあげたいものですね。「そういえばテレビの色もこの4色なの?」と新たな疑問を持った娘。いやテレビは光の3原色だから赤・青・緑で…と答えると「なんで違うの!?」とまた不思議を見つけていました。
(井上マサキ)

『Color Lab 色の科学じっけんセット』(新日本通商/価格:1799円)

■賢く遊べる個性派理系オモチャ第7回

  • 「ミラクルピクチャー」ピンク、黄色、水色、黒のフィルムを重ね合わせると……
  • フルカラーの写真に! 4枚ぴったり重ねた瞬間に突然浮かび上がるのでとても驚きました(大人も)
  • インクの色を混ぜる実験「カラーブレンダー」。スポイトと試験管で、気分はすっかり実験室の博士に。

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