単なる曲芸じゃない!体と同時にアタマも鍛えられる

将来は大道芸人?数学者?「ジャグリング」で集中力UP

2016.05.10 TUE

格好いいパパに!オトコの子育て道場 > 個性派“キッズ向け”スポーツ教室


先生の合図でディアボロを投げ上げる小学生兄弟。 撮影:宇都宮雅之
ボール、クラブ(こん棒)、中国ゴマなど物を使った曲芸を見せるジャグリング。大道芸のパフォーマンスとして知られる一方、スポーツとしての側面もあるという。

メディア出演やジャグリング教本の著書もあるプロジャグラー、しんのすけさんにまずはその魅力を聞いてみました。

「ジャグリングは30分もやれば汗だくになりますし、始めて間も無い頃は筋肉痛になるぐらい運動量が多いんです。それに筋力を鍛えるだけでなく身体を操作するため非常にアタマも使うため、お子さんが体験する『脳と体をつなぐ運動』として非常に価値があるものといえるでしょう。さらに集中力や動体視力も同時に鍛えられます。ウォーミングアップにジャグリングを取り入れるスポーツ選手もいますし、世界記憶力選手権でも休憩中にジャグリングで集中力を高める選手が多いようです」

筋力だけでなく「集中力も鍛えられる」とは、子育て中のお父さんには聞き逃せない言葉。そこで、しんのすけさんがいくつか持つ講座のうち小学生の生徒さんがいるという「よみうりカルチャー横浜『はじめてのジャグリング教室』」にお邪魔してみました。


ディアボロの指導を受ける小学生の兄弟。後ろで年配の男性が練習しているのがクラブ。このように各人の練習はバラバラに行われます。 撮影:宇都宮雅之

■レベルに合わせた個人指導で上達


教室では、小学生から年配の生徒さんまでが手に持つ道具の種類もバラバラに、それぞれが一人の世界に入って練習しています。「教室」という割には、あまりに一体感がない気も…。

「個人ごとにレベルも上達度も大きく違うため、同じ動作を揃って練習することはほとんどありません。この教室では、各自のレベルに合わせて与えた課題を個人で練習し、そこにアドバイスや次の課題を与える…という繰り返しで上達を目指します。ジャグリングは例えばボールを1回多く回せるようになった、といった具合に小さな進歩、つまり成功体験がわかりやすく実感できる特徴があるため、小さなお子さんでも諦めずにチャレンジできます。上達はむしろ、大人よりも早いぐらいですね」

しんのすけさんによると面白いことにジャグリングは、その動作(軌道)が数式で表現できることもあり数学者など「理系の人」が好む傾向にあるのだとか。また、日本人ジャグラーのレベルは世界的に見ても高いらしくアメリカで毎年行われている国際大会では、日本人が表彰台を独占するなど、世界的に活躍する日本人ジャグラーが続々とうまれているようです。

なお、教室に来ていた小学生兄弟の付き添いに来ていたお母さんに話を聞いたところ、教室に入ったのは街で大道芸を見かけたお兄ちゃんが「将来、大道芸人になりたい」と言い出したことがきっかけ。2年ほど習ったところ、集中力や忍耐力が間違いなく身についたと言います。

数学者を目指すのか、大道芸人を目指すのか。体と頭を同時に鍛えることができるジャグリングは、夢も広がる習い事のようです。
(宇都宮雅之)


■個性派“キッズ向け”スポーツ教室 第9回

「はじめてのジャグリング教室」
神奈川県横浜市西区高島2-18-1 横浜新都市ビル(そごう)9F (よみうりカルチャー横浜)
アクセス:JR、市営地下鉄、各私鉄、横浜駅東口徒歩5分
曜日:第2・第4火曜日
時間:18:45~20:15
045-465-2010

※しんのすけさんの教室はこのほか、錦糸町、川崎、南砂町などにも。詳細は公式ブログを参照
  • ジャグリングの道具。こちらで主に習えるのは、画像左上から時計回りに「ディアボロ(中国ゴマ」「ボール」「デビルスティック」「クラブ」。  撮影:宇都宮雅之

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