来年、初舞台を踏む22歳の女優

デリヘル嬢に挑戦・広瀬アリス「恋愛願望は心の片隅に」

2016.12.23 FRI

今週の彼女
広瀬アリス
ひろせ・ありす
1994年静岡県生まれ。2008年女優デビュー。2009年、「ミス・セブンティーン」グランプリ。現在は女優として活躍中。妹は同じく女優の広瀬すず。2017年には映画『新宿スワンII』への出演のほか、『巫女っちゃけん。』主演映画『氷菓』の公開が控える。映画『葛城事件』など映画監督としても活躍する演出家・赤堀雅秋が手がけるシアターコクーン第3弾の舞台『世界』に出演予定。市井の人々の生々しい生活感と感情を、陰影のあるキャラクターで描き出す。2017年1月11日(水)~28日(土)Bunkamuraシアターコクーン(東京)、2月4日(土)、5日(日)森ノ宮ピロティホール(大阪)で上演。チケット絶賛発売中!

広瀬アリス、初舞台で過激な役どころに挑む!


12月11日に22歳の誕生日を迎え、主演映画『L -エル-』が話題になるなど、お仕事も絶好調。そんな広瀬アリスさんは、2017年1月には、人生初の舞台作品となる『世界』への出演が決まっている。地方都市の町工場の家族を中心に描く作品で、演じるのはなんとデリヘル嬢なのだとか!

――けっこうハードな役柄ですよね。しかも初舞台。プレッシャーを感じているのでは?

「いやもう不安しかなくて…ずっと胃が痛いんです。今は腹をくくらなきゃなと思っている時期です。ただ演じる役柄に対して偏見はないです。なんというか、同い年の22歳ですし、状況は違えど疎外感というか、心の中にぽっかり空いた穴が満たされない…みたいな感情は、すごく理解できるんです」

――いろいろお悩みなんですか?

「20代って、たぶん男女関係なくみんな抱えているんじゃないかと思います」

――達観してますね。シンパシーを感じる作品に初舞台で出会えたことは幸運ですね。どんな作品になりそうですか?

「まだ脚本はできあがっていないのですが、登場人物みんなが、どこか冷たくて、情けなくて愚かで、ざらっとしたリアルな世界観の人間ドラマです。なんかもうキラキラした雰囲気が苦手なので、私好みです(笑)。すごく楽しみです」

――演出家は今をときめく赤堀雅秋さんですが、どんな会話をしましたか?

「最初にお会いしたとき、20~30分くらい普通の世間話をしたんです。そうしたら急に私の目を見ながら『あっ、もう大丈夫です。わかりました』って言われたんです。自分自身の本質的なところを見られたようですごく怖かったですけど、胸を借りてぶつかっていこうという気持ちです」

――これから始まるという稽古も楽しみですね。ところで、プライベートの楽しみはありますか? ちょうど22歳になって、クリスマスを迎えようとしていますが。

「毎年誕生日を忘れちゃうんですけど、今年も『あー、ぞろ目だな』くらいです(笑)。10代の頃は早く大人になりたいと思いましたが、20歳を超えると別にいいかという感じです。自分のことにホントに無頓着で、少し前まではパジャマみたいな服しかなかったくらいで。ただ、役者をやっているので、歳を重ねて自分の引き出しが増えることは楽しいです」

――その調子じゃ、クリスマスも…。

「今年は稽古やって終わりかもしれないです。でも毎年友だちが7〜8人集まってワーッとやっています」

――じゃあ、恋人より友だちといたい派ですか?

「一応恋愛願望も心の片隅にはあります。でも私、兄がいてその同級生とばかり遊んでいたので、すごく男っぽいんです。だから男性を恋愛対象として見ることができないんです。もう、感覚が男なんです。仮面ライダーとかウルトラマンとか戦隊ものも大好きなので。だから結婚願望もまだないし、仕事が一番です。色気…というか“色”のない人生を送っているな…って思います(笑)」

吉州正行=取材・文/小島マサヒロ=撮影/菅野綾香(ENISHI)=ヘアメイク/TEAM OKI (C.C)=スタイリング

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト