この記事を選ぶとは「ゲスの極み」?

雑誌ジャーナリズム大賞「ベッキー不倫」に冷ややかな声

2017.03.16 THU

噂のネット事件簿

文春砲のほかには、成宮寛貴の疑惑を報じたFRIDAYの記事がスクープ賞に ※この画像はサイトのスクリーンショットです(「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」HPより) 
2016年の「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」が3月13日に発表され、週刊文春が報じた「ベッキー31歳禁断愛 お相手は紅白初出場歌手!」(1月14日号)が大賞を受賞。しかしネットの反応は極めて冷ややかだ。

「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」は1995年にスタートし、今年が23回目。出版社や新聞社の記者100人が、前年に雑誌に掲載された記事の中から優れたものに票を投じ、大賞のほか、スクープ賞、話題賞、作品賞、写真賞の各部門が決定する。

その道のプロが選んだ2016年のベスト記事は、社会的にも大きな話題を呼んだベッキーの不倫騒動の端緒となった週刊文春の記事だった。このほか各賞には、「甘利明大臣事務所賄賂1200万円を渡した」「舛添知事『公用車』で毎週末『温泉地別荘』通い」「育休国会議員宮崎謙介(35)の“ゲス不倫”撮った」「一夫一婦制では不満足『乙武クン』5人との不倫」など、“文春砲”が軒並み入賞。「文春強し」を印象づける1年となった。

過去には、

「『発掘!あるある大事II』が絶賛した納豆ダイエットは本当に効くの?」(2007年/週刊朝日)
「山本モナ キャスター復帰の夜に二岡智宏選手と消えた『不適切な場所』」(2008年/女性セブン)
「シャブ&飛鳥の衝撃 ――飛鳥涼は『覚せい剤吸引ビデオ』で暴力団に脅されていた!」(2013年/週刊文春)
「全聾の作曲家はペテン師だった!」(2014年/週刊文春)

といった記事が大賞を受賞してきたこの賞。今回のベッキー騒動も、歴代の大賞に引けを取らないほど話題になり、一部には、“確かにセンセーショナルだった”、などの肯定的な意見もあったが、多くの人は「ジャーナリズム賞」という呼び名に違和感を覚えたようだ。ツイッターには、

「世界よ、これが日本のジャーナリズムだ」
「これはジャーナリズムとは言わんだろう。正義もユーモアも何もないじゃないですか」
「ジャーナリズム っていつの間にこんなに安っぽくなってたんだ?」
「雑誌業界全体でこれをジャーナリズムと表明するのはゲスの極みだと思うよ」

と、辛らつな意見が次々と寄せられ、“ホリエモン”こと堀江貴文氏も、

「こいつらクソだな。なにこのジャーナリズム賞って笑」

と、コメント。社会の耳目を集めた記事を表彰する意義は認められるが、いっそのこと「スクープ大賞」などに名称を変更したほうが、無用な批判を避けられそう?
(金子則男)

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