天然ボケばかりがガッツじゃない!

今だからこそ注目せよ!ガッツ石松の天才ボクサー時代

2004.08.19 THU

ガッツ石松の天然伝説、その歴史は意外と長い。かつてはビートたけしのオールナイトニッポンの定番ネタであり、その後も伝説の火は消えることなく、はなわをはじめとする数々の芸人たちによって口伝されてきた。ついには天然伝説をまとめた『最驚! ガッツ伝説』というベストセラー本が生まれたが、監修したのがなんとガッツ石松本人(&娘さん)というのだから訳が分からない。もともとこういったネタに不快感を表明しつつも、皆に楽しんでもらえれば問題なし!と男らしく一切を不問にしてきた彼だが、ここにきて、さらに何かが突き抜けたのだろう。いずれにしろ常人の理解を越えた大人物なのは間違いない。その片鱗はプロボクサー時代からすでにあらわれており、彼が偉大な世界チャンピオンだったという事実は忘れてはならないだろう。

ざっとその歴史を振り返ってみよう。ガッツ石松こと本名鈴木有二は極貧の家庭に生まれた。小学校時代、バス代が払えず遠足にも行けなかったという逸話が残っている。もちろん好物のバナナなど食べられるはずもない。青春時代はケンカ番長。このころ、ボクシングに将来を見いだしたという。そして、昭和41年、17歳の若さでプロデビューを果たす。8年後の昭和49年4月にはWBC世界ライト級チャンピオンを獲得。「幻の右」と呼ばれた必殺ブローを武器に次々と挑戦者を撃破、全戦績は51戦31勝(17KO)14敗6分。王座を奪取して5度防衛するなど華々しい記録もさることながら、スマートとは呼べない全戦績からは、不屈の精神力と体力、そして並はずれた根性(ガッツ)を感じさせる。「試合後によくやるアクションが後にガッツポーズと呼ばれるようになった」「一人で数十人を相手に素手で喧嘩をし、警察が駆けつけたときには半分以上をKOしていた」など、リング外の伝説にもことかかなかった。

さて、実は今号ではそんなガッツ石松氏に本気で迫ったロングインタビューが掲載されている。刮目して読むべし!

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト