最も権威ある映画の祭典が開催

アカデミー賞/ラジー賞今年の注目作品は?

2005.02.24 THU

2月28日(米現地時間:27日)、第77回アカデミー賞の授賞式が開催される。そもそもアカデミー賞とは、映画芸術科学アカデミーと呼ばれるハリウッド映画人たちの団体組織が発表する優秀賞のこと。ノミネートされるだけで興行収入が跳ね上がるアカデミー賞だけにその動向は見逃せない!

注目すべきは、今回11部門でノミネートされている名匠マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオの最新作『アビエイター』。『タクシードライバー』など数々の話題作でメガホンをとりながらも、いまだアカデミーで受賞経験がないスコセッシ監督だけに、何部門を制するのかは注目ポイント。ハリウッド第一期黄金時代を描いた本作は華麗で切なく、アカデミー賞の格に十分だ。

しかし、個人的には『サイドウェイ』を応援したい。ワイン好きのダメ男がちょっと人生立ち止まって考えてみるという“寄り道MOVIE”。ハリウッド的豪華絢爛な派手さはないものの、ちょっと笑えておしゃれな、しっとりと染みる大人の映画だ。

さて、アカデミー賞にはその対となるラズベリー賞というのがあるのをご存じだろうか? 最低映画賞というべきもので、受賞すると定価500円というラズベリーのトロフィーが贈呈される(もっとも授賞式を訪れる受賞者はほとんどいないが)。

観て納得のNG作品もあれば、演技に関係なくノミネートされてしまう常連俳優などいて結構笑える。パロディとして大いに盛り上げようということなのだが、今年は『華氏911』のブッシュ大統領がダメ俳優としてノミネートされるなど、皮肉が利いたセレクションだ。アカデミー賞の前夜に発表されるのでこちらもお見逃しなく。

アカデミー賞は、もともと監督・俳優たちの賃上げ談合を阻止するべく設立された団体が発表するおまけの賞だった。しかし世界各国で放映される授賞式は、今や視聴者10億人。本物のセレブリティが集う映画の祭典はいよいよ今週末!

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