もはやモテリーマンの教養!?

2分でわかったつもりになる『NANA』『ハチクロ』講座

2005.09.29 THU

男と女の間には深い溝があるようで、ことにマンガの話となると、以下のように話がまったく噛み合わないことがしばしばある。「ねえねえ、NANA知ってる?」「7? 何それ?」。「ハチクロってかわいいよねー」「8? 黒?」。合掌。

モテリーマンたるもの、少女マンガのヒット作品ぐらいは押さえておきたいところ。というわけで、「2分でわかる『NANA』と『ハチクロ』講座」の開始です。

現在、13巻まで刊行中の『NANA』(矢沢あい/集英社)の発行部数はなんと2500万部! 映画の広告から、名前ぐらいは知っている人も多いと思うが、大崎ナナと小松奈々という2人の「NANA」がこのマンガのヒロイン。で、いまのところは、ボーカリストとしての成功を目指す大崎ナナの「夢の実現」と2人のNANAの「恋愛模様」が物語の軸だ。

少女マンガにめっぽう詳しい某OLによれば、「読者のメインは女子高生で、2人のNANAは、いわば彼女たちの人生カタログ。生き方が対照的な2人だから、人生観や恋愛観を比べて、『あたしは○○派』と自己同一化しやすい」のだとか。ってことは、彼女の価値観を知るヒントとして読めば、僕らでもすんなり入っていけるかも。

一方、『ハチクロ』の正式名称は『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ/集英社)で、こちらは美大の貧乏大学生たちが織りなす青春群像を描いたもの。360万部を突破し、「NANA」に続けと映画化も決定した。このマンガは、どこか青臭さを残す彼氏キャラが多数登場するのが特徴的で、NANAとは逆に「あたしは○○クンがいい」と、日常の延長線上に、男を選ぶ楽しさが読者にはあるようだ。これまた彼女の「理想の男性像」を知るのに最適。まあ、そんな効用を抜きにしても、R25世代にとっては笑いあり、涙ありのノスタルジックな作品として取っつきやすいはず。少女マンガが苦手なあなたでも、かっぱえびせん状態になること間違いなし!

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