中国/インド/ロシアのあの辺って…

秋の夜長は「ゴルゴ13」で世界の勢力地図を学んどく?

2005.11.17 THU

中国と今年8月に大がかりな軍事演習を行ったロシアが、今度はインドと初めての共同軍事演習を実施した。対テロ対応のため、と発表されたが、ロシア国防相によると、中国とロシア主導の上海協力機構(=SOC)の枠組みを拡大、将来は3国共同での軍事演習も行う考えなのだという。

このSOC、多国間協力組織で、軍事同盟的な意味もある。他にカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンが含まれ、インド、イラン、パキスタンが加盟の意志を表明している(モンゴルはオブザーバーとして参加)。さらにロシアでは06年、アメリカ、イギリスと共同で対テロ演習を行う予定で、これにインドが参加することも決まったらしい…。

「ロシア、中国、インドの接近は、アメリカとの軍事的バランスを取るためともいわれますが、実はあの辺りは現在、非常に複雑なパワーゲームの真っ最中。インドとアメリカも、このところ急速に接近していますし、世界の軍事バランスから見ると、日本を含めた極東アジアも大いに関係のある動きです」(軍事評論家・岡部いさくさん)

うーん。難しい。『ゴルゴ13』あたりで物語に描かれてると、こういうややこしい国同士の関係も、サクサク理解できたりするんだけど。そういえば、さいとう・たかを先生は、日々どうやって国際政治や経済なんかの情報を得てるんですかね?

「我々の制作現場は、ほぼ完全に分業化されているんですよ。データをリサーチする者、それを参考にシナリオを書く者、絵コンテを起こす者、実際に絵を描く者といった具合です。さいとう自身は、映画でいう監督の立場で、作業を指揮しています」(さいとう・プロダクション齋藤人志さん)

なるほど。情報収集を専門にする人たちが活躍してらしたんですね…。冷戦中はもちろん、対テロ戦争が主流とされる現在に至るまで、リアリティと緊張感あふれる物語を生み出し続ける『ゴルゴ13』、今宵はどっぷりハマって勉強します!

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