CDセールスは世界トップレベル!?

B'zはなぜこれほど売れるのかちょっと真面目に考えてみた

2005.12.15 THU

CD総売上枚数、約7300万枚(11月現在、歴代1位)というとてつもない記録を持つ日本が誇るロックユニット、B'z。まずは左記のランキングを見ていただきたい。じつは世界的に見てもB'zの記録は特筆すべき事態なのである。さらに先月末、ベスト盤『Pleasure 』をリリース。初ベスト盤の『Pleasure』が約590万枚の売り上げを記録していたことを考えれば、全米における総売上げ3位、エルビス・プレスリーを超える可能性すらあるのだ。しかもB'zは、ほぼ日本国内で売れているわけで、これはトンデモない「現象」なのである。

しかし謎だ。ここまで売れているとなると何か特殊な理由があるとしか思えない。ヴォーカルの稲葉もギターの松本も確かに芸達者なことは疑う余地がないが、上手いだけのアーティストなら他にもいる。信者のようなわかりやすいファンが見えないのも不思議。テレビ露出が少ないためパーソナリティーがわかりにくく、感情移入もしにくいはず…。どうも答えは出そうにないので、ロックに造詣が深い音楽評論家の大貫憲章先生に理由を聞いてみました。

「彼らの熱心なリスナーではないから印象論でしか話せないけど、今、一般の人が考える日本におけるロックのイメージ。それを彼らは体現してるんじゃないかな。メリハリが利いたハードロックサウンドに超絶シャウト、確かにわかりやすい。稲葉君はルックスもいいしね。でも、ここまで売れているのは類例がないから理解不能だし、逆に関心があるというか、こっちが聞きたいくらいだよ」(大貫氏)

そうなんですよねえ。日本のロックといってもいろんなイメージが個々にあると思うんですけど、みんなが想像するであろうロック、美人投票的にいえばB'zなんですよ、確かに。知恵の輪が少し解けかかった気はしますが、まだ外堀が埋まったかな、といったところ。今夜は、B'zのベスト盤でも聞きながら、日本のロックについて考えてみることにします。

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