映画やドラマのクレジットでよく見るけど

“特別出演”と“友情出演”って何がどう違うの?

2006.11.09 THU

映画やドラマをぼんやり見てて、不思議に思ったことはないだろうか。キャストのクレジット・ロールで見かける“特別出演”だの“友情出演”だのいう肩書き。あれって、何か基準があって付けられてるものなの?

たとえば特別出演や友情出演が多かったことで知られる故・丹波哲郎さん。映画もドラマも出演本数がもともと膨大だってこともあるけど、晩年はもう、出る作品すべてに特別出演してるかのような印象だった。なかでもとりわけ伝説的なのは、1975年公開のカルトな名作『新幹線大爆破』で、そこでの丹波さんのクレジット出現は驚愕モノ。未見の人のためにネタバレは避けるけど、ぜひその目で確認してほしい素晴らしさ(?)だ。

で、そのへんの事情を映画監督マイク・ミズノこと水野晴郎さんに聞いてみた。

「文字通り監督やキャストの友人にお願いして出演してもらうのが友情出演ですね。特別出演は、そういうコネクションはないし、主役級というわけでもないけれど、どうしてもその人がこの役には必要だという場合に、交渉して出てもらうこと。単純にいえばそういう違いです」

友情出演はギャラが0円だとか、特別出演は逆に高いとか、そういう都市伝説っぽい話もあるようですが…?

「実際はケース・バイ・ケースですよ。その俳優さんの“格”だとか、所属事務所のメンツだとかが絡んでくる場合もある。それでもその人が必要ならば交渉するわけです。今度撮る僕の映画だと、三田佳子さんが特別出演、北野武さんが友情出演という形で協力してもらうことになっています」

ちなみにその映画とは来年クランクインの『旅路~シベリア超特急ファイナル(仮)』とのこと。た、楽しみです、閣下! …でもやっぱり少しややこしいんですね。

まあ実生活では「アナタは特別な存在だけど、お友だちでいたいの」なんて意味不明な台詞でフラれることだってあるし。それに比べりゃわかりやすいかも。


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