『クワイエットルームにようこそ』公開

鬼才・松尾スズキに注目!その素顔と魅力とは?

2007.10.11 THU

第134回芥川賞候補にもなった小説「クワイエットルームにようこそ」が映画化され、10月20日に公開される。この作品の脚本・監督・原作は、松尾スズキ。クドカンこと宮藤官九郎も所属する「大人計画」を主宰したり、演出家、エッセイスト、イラストレーター等々、多方面に才能を発揮している鬼才であり、04年に公開された初監督映画『恋の門』がヴェネチア国際映画祭で高い評価をうけた、今最も注目株の映画監督でもある。かと思えば、脱力系のキャラクターが妙にハマる、不思議な存在感のある役者としても稀有な存在だ。

ちょっと近寄りがたいイメージのある松尾さんですが、普段はどんな感じの方なのか、彼の新作映画『クワイエットルームにようこそ』のプロデューサー・今村景子さんに聞いてみた。

「シャイで人見知りなので一見近寄りがたい印象がありますが、実はよく笑い、楽しむことが好きな方です。とにかく面白い。観察眼鋭く、人をよく見ています。そしてとても優しい方。弱さと強さが同居していてとても魅力的な方です。」(今村さん)

松尾作品の魅力を教えてください!

「誰もが抱えているネガティブな要素を笑いに転化して、人間という存在を肯定してくれるのが松尾作品の魅力。笑いながら、涙が流れ、力が湧いてくる。普遍的なことを他の誰にもできない表現方法で描くところが素晴らしいのでは」(今村さん)

映画『クワイエットルームにようこそ』では、仕事に行き詰まり、同棲相手とも微妙にすれ違ってしまっているバツイチの女性フリーライターが、目覚めると閉鎖病棟に隔離されていることに気づく。その非日常空間の中で自分を見つめ直し、生きる力を取り戻すというヒューマンコメディだ。

ヘヴィな話の中にも、じわっとした笑いが潜むこの映画を観れば、松尾スズキ流のウィットを感じることができるはず。

この秋は、鬼才・松尾スズキに注目!


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