ディカプリオが実写映画化権を獲得!?

世界が支持する日本アニメ『獣兵衛忍風帖』のスゴい中身

2009.02.12 THU

いまや日本のマンガやアニメがハリウッドで実写化されるという話は珍しいネタではない。レオナルド・ディカプリオが制作するといわれている実写版『AKIRA』の話もあるが、その舌の根も乾かぬうちにディカプリオは『獣兵衛忍風帖』の実写映画化権も獲得したという! ってちょっと待った。『獣兵衛忍風帖』ってどんな作品なんですか。わりとアニメは見る方なんですが、失礼ながら存じ上げないんですけれども。

「海外では、『AKIRA』や『攻殻機動隊』と並んで人気のある作品です。劇場アニメーションとして1993年に日本で公開されたんですが、アメリカで『Ninja Scroll』としてビデオ発売されて、約50万本の大ヒットになったんですよ。今でもアメリカのAmazonではDVDが売れ続けてますね。監督は川尻善昭さんというベテランの方です。スタイリッシュな映像には定評があります」(アニメ評論家・氷川竜介さん)

物語は、はぐれの忍びである主人公・獣兵衛が、ヒロインのくノ一、陽炎とともに忍び軍団・鬼門衆と戦う痛快冒険活劇ロマン。それにしても、なぜ日本に比べてはるかに海外での人気が高いんでしょう。

「海外の人にとって、アニメは子ども向けでバイオレンスやエロスはないと思い込んでいます。『獣兵衛忍風帖』は、そこにガツンと訴える作品。血しぶきが飛んだり、妖艶な裸が出てきたり、刺激的なわけです。忍者モノも人気ですし(笑)。川尻監督の作品って表現は激しくてもテーマは純愛なので、それが感動を呼ぶんでしょう。日本で知名度が低いのは日本のアニメファンは愛とバイオレンスを望んでないのかな。観れば絶対面白いんですけどね」(同)

残念ながら『獣兵衛忍風帖』の日本版は現在、入手しにくいが、レンタル店か中古ショップで探してみてほしい。川尻監督の最新作は、昨年劇場公開された『ハイランダー』。伝説のSFヒーローシリーズをハリウッド(!)で制作した大作だ。こちらはDVDで絶賛発売中。要注目!


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト