魅せ腕時計のイロハ

第4回 自分に“似合う”腕時計はどう選ぶ?

2009.08.20 THU

魅せ腕時計のイロハ


4つに分類されるパーソナルカラー。春夏秋冬のうち、自分もどこかに分類されるはずだ

“パーソナルカラー”を知れば、自分に似合う色がわかる!



機能性に加えて、ファッション性にも十分こだわりたいオトコの腕時計。
でも、自分のセンスにイマイチ自信がないボクには、どのあたりに着目して選べばいいのかわからない。自分では気に入っていた服や髪型が、周囲からは「似合わない」って大不評だったなんて経験も過去には何度もあり…。
そもそもファッションの「似合う」「似合わない」は、どこで判断されているんだろう?

「ファッションには、もちろん自分の好みで選ぶ楽しさもありますが、良し悪しは意外と第三者が決めるもの。他人の目にどう映っているのか考えたことはありますか? TPOや季節、流行など、注意したいポイントはいろいろありますが、それだけではその人に“似合う”ことにはなりません。“似合っている”と思わせるための一番のポイントは、やはりその人自身の身体的な特徴とのバランスが一番重要になるでしょうね」

そう語ってくれたのは、スタイリストの都外川八恵(ととかわやえ)さん。カラーコーディネーターでもある都外川さんは、人に合わせたファッションアイテムを選ぶプロだ。

「体型やサイズはもちろんですが、 “色との相性”というのも、実はコーディネート上、かなり重要なポイント。これは腕時計でも同じだと思います」

確かに周りの人を見ても、人によって似合う色、似合わない色があるような気がします。とはいえ、難しいのは自分に似合う色を客観的に判断する方法。やっぱり、いろいろ合わせてみながら試していくしかないんでしょうか。

「いえ、そんなことはありません。実は、眼・肌・髪の色や血色などから分析する『パーソナルカラー診断』と呼ばれる方法で、自分と相性のいい色は簡単に見つけることができるんです。この方法なら、個々人の身体的特徴を基に客観的な分析ができるので、その人のセンスに関係なく、また、その人のことをまったく知らない他人にも“似合っている”と感じさせる色を選ぶことができます」

都外川さんによれば、パーソナルカラーは大きく4つに分類できるという。まずは、“黄み系”か“青み系”の色相で2タイプ、そしてその2タイプをさらに明暗や清濁で2つに分けた4つ。この4分類を春・夏・秋・冬の季節のカラーイメージで分けたのが上の表だ。

「正確なパーソナルカラー診断は、実際に診断される方に布を当てながら、似合う色を確かめるドレーピングという方法で行うのですが、自分自身で大まかな傾向をつかむ方法もあります。まずは指先をぎゅっと押してみてください。指先にあまり赤みが出なければ”黄み系”、赤みが強く出る場合は“青み系”というように、血色で色相を判断します。続いて、目や肌や髪の色が明るめなのか暗めなのか、黒目と白目、髪(黒)と肌(白)のコントラストが高いのか低いのか、などを確かめれば、この4分類のうちのどこかに入るはずです」
黄み系は左、青み系は右。黄み系ならキャメルやライトブラウン、青み系ならグレーやダークグレーなどのベルトでもOK。メタルバンドにするなら、黄み系のタイプはゴールド系、青み系のタイプはシルバーやプラチナがよくマッチする。文字盤を、黄み系のタイプはブラウン、青み系のタイプはブラックなどにすれば、より深い色みの“秋タイプ”や“冬タイプ”の人に似合う腕時計になる
「腕時計ならベルトと文字盤、それに針の色の組み合わせがあります。パーソナルカラーに合う色をベースに、秒針だけ別な色にしてアクセントをつける…なんていうことをしてみてもいいかもしれませんね」

ちなみに、パーソナルカラーは病気や加齢でも変化することはないらしい。一度自分のパーソナルカラーがわかれば、腕時計だけではなく、いろいろなファッションにも応用が利きそう。今まで自分のファッションセンスに自信のなかった人、お試しあれ。

自分に似合う腕時計は、自分の顔型で探す!



ファッションにおける「似合う」「似合わない」の要素には、自分と『色』との相性が大きく関係する。そして、自分に似合う色というのは、その人の血色や目・肌・髪の色相・明度・彩度など、体の色の傾向から決められるものらしい。スタイリストであり、カラーコーディネーターでもある都外川八恵(ととかわやえ)さんによれば、これは「パーソナルカラー」と呼ばれるもの。このパーソナルカラーから、「似合う色」「似合わない色」を自分自身でも客観的に判断できるのだとか。

ただ、「色」以外のデザイン要素も豊富な腕時計。盤面などの形状にも「似合う」「似合わない」の要素はあるんだろうか?

「もちろん形にも相性はあります。そちらも簡単に見分ける方法がありますよ。顔型・体型に合わせるんです。この方法なら、自分に似合う形状の腕時計を迷うことなく見つけられるはず」

都外川さんいわく、自分の顔の形に近い腕時計を選び、体型に合わせてボリューム感を調整すると、バランスがよくなるそう。腕時計の主な盤面の形は、以下の3種類に分類できる。

1.「ラウンドタイプ」
スタンダードな丸型。人を選ばないスタンダードタイプだが、特に丸顔の人に相性がいい。フレームの大きさや厚みによって印象が変わるので、大きく厚みのあるものはがっちり体型、小さく薄いものは華奢な人に似合う。

2.「フレアードタイプ」
緩やかな樽型。卵型、または逆三角形の顔型の人に似合う。幅の広さや厚みを体型に合わせて選ぶとよい。

3.「レクタンギュラータイプ」
直線で構成された四角い型。細面の人におすすめ。がっちりタイプの人なら大きさや厚さでボリュームのあるものを。
どんなパーソナルカラーでもいけそうなゴールド&シルバーの色の組み合わせに、人を選ばないスタンダードな丸型のラウンドタイプ。比較的誰にでも似合うオールマイティな腕時計なら、こんな感じ!?
「基本的なスタイリングとしては、そのときどきのファッションに合った腕時計をすること。スーツの時に、あまりに細かいデザインのものは似合いませんし、逆にカジュアルな場でスタンダード過ぎる腕時計をするのも面白みがないかも。自分に合ったカラーや形の基本をきちんと抑えていれば、たとえ高価な腕時計でなくても、簡単にセンスよく見せることができるので、ファッションに合わせて違うタイプのものが何本かあるとベストですね」

「お金さえかけられれば、オシャレになる…」なんてことは決してなくて、自分に合った色と形のものを選ぶことで問題は賢く解決できるんですね。まずは自分の体を知ることから始めてみよっと! ファッションの「似合う」「似合わない」には、身に着ける人のセンスやキャラクター以前に、その人の「パーソナルカラー」と合っているのか、という基本があることがわかりました。特に腕時計についていえば、顔の形と体型をベースに、さらに自分に似合うものを絞り込むことも可能だし、これなら、種類豊富な腕時計の中からも、自分に似合う一本を見つけられそうです!

今後の調査の参考に、腕時計に関する皆さんの疑問や意見を聞かせてください。お待ちしています!

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