ポルターガイスト、人魂、心霊写真……

マジで怖いと噂の「お化け屋敷を科学する」展示の中身とは?

2010.04.20 TUE


お台場の日本科学未来館で開催中の『お化け屋敷で科学する!2~恐怖の実験~』。マジで怖いお化け屋敷のクオリティはもちろん、科学的な視点に基づく解説や実験など、同館らしさが楽しめる企画展です。 期間:2010年3月10日~5月31日 入場料:大人700円
あれは、しとしと雨が降る午後のこと。なま温かい風が吹いたかと思えば、急に気温が下がってひんやりしたり…。とにかくヘンな一日でした。その日、わけあって古い一軒家に潜入したのですが、これがとんでもない物件でして……。無人の古民家に、突如点滅する光。暗い廊下に現れる、謎の影。そして、扉をぎぃっと開けた瞬間……。おぁぇぎゃぁぁ~!

し、失礼しました。実は、日本科学未来館で開催中の企画展『お化け屋敷で科学する!2~恐怖の実験~』がやたら怖いという噂を聞き、ひとりで潜入したんですが……。これ怖いよ! 最後とかシャレになんねぇよ!

ちょっと~。清く正しい先端科学技術を紹介する日本科学未来館で、なぜこんな恐ろしい展示をっ!

「“恐怖”は、私たちが未知の存在に遭遇した時に味わう感情です。この“恐怖”と向き合って『なぜ?』と考えることで、人類の科学は進歩してきました。“恐怖”と科学の進歩には、密接な関係があるんですよ。」(日本科学未来館・広報の神宮里江さん)

むぅ、正論。たしかに人類は暗闇への恐怖から灯りを発明したんだろうし、医学の発展だって、病気に対する恐怖あればこそですもんね!

ちなみに『お化け屋敷で科学する!』は、今回で2回目とのこと。

「昨年は、最新の脳科学研究をもとに、“恐怖”を感じる仕組みなどを紹介しました。今回は、音や光、振動などを連動させた最新のシステムコントロールを駆使したお化け屋敷を設置。さらに、そこで体験した心霊現象や超常現象が起こる仕組みを、科学的な視点で解説しています」(同)


会場は、(1)お化け屋敷を歩く『体感』ゾーン。(2)同館の理系スタッフが監修したパネルで、超常現象の仕組みを解説する『学習』ゾーン。(3)お化け屋敷内のモニターや仕掛けを使い、ほかのお客さんが恐怖する様子を見る『観察』ゾーン。(4)あらためて恐怖を体験できる『体験』ゾーンの4エリア構成。

(2)の『学習』ゾーンでは、新鮮なイカの刺身を塩水に一晩漬け込むとバクテリアの働きで発光する=自宅で簡単に人魂を再現!といった展示がズラリ。また、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、(3)の『観察』ゾーンがとにかく斬新。こっちがポチッとボタンを押すと、あっちで「ぎゃぁ~」。序盤のお化け屋敷が怖いだけに、爽快なカタルシスを感じられるコーナーでした。

怖くて知的なギミック満載の『お化け屋敷で科学する!2』。ただのお化け屋敷じゃ飽き足らない方には、おすすめです!
(サグレス/吉原 徹)

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