あの家電のウソ? ホント?

第3回 ケータイの電波をよくする秘密は“向き”!

2010.12.01 WED

あの家電のウソ? ホント?

アンテナを振るのは、もはや意味なし…



ケータイの電波が悪いとき、気が付けばアンテナを振ってみたり、“電波が入る方向”を探したりていませんか? 筆者は電車に乗ったり、地下のお店に入ったりするたびに、ケータイ片手にチョロチョロと動き回ってしまいます。

それで「アンテナマークがなんとか1本立った!」「メールが受信できた!」なんて経験もあるんですけど、これって偶然? それとも技術的根拠はあるの? 情報通信の分野に詳しい、早稲田大学大学院国際情報研究科の嶋本薫教授に聞きました。

「まずアンテナについてですが、振っても電波の受信状況が改善することは少ないでしょう。そもそも、実は現行機種のほとんどは通話用のアンテナを内蔵しており、外部に付いているのは主にワンセグ用のものなんです。昔のケータイに使われていた電波の周波数は800MHzが中心でアンテナも外部に出ているものが多かったですが、今は主に2GHzを中心に使っており、周波数が高いほどアンテナは短くて済むので、内蔵型に切り替わっているんですね」

一生懸命にアンテナを振り回しても、意味はなかったんですね…。それでは、ケータイを片手に動き回りながら、電波を探るのは?

「こちらは、大いに効果が期待できます。基地局から飛んでいる電波をキャッチするには、少しでも居場所を変えたり、ケータイの向きを変えたりするのが一番。また、同じ場所であっても、雨などの影響によって電波の入りやすさが変わる場合があります。すぐに通話が必要なときには、ケータイを縦にしてみたり、横にしてみたり、いろいろと試してみましょう」

本体を振ることで電波が入ったような気がしていたのは、ケータイの場所や向きが変わったことの影響なのかもしれないですね。ちなみに、ケータイの電池を長持ちさせるためのポイントってありますか?

「分かりやすいところでは、新幹線などに乗って長距離を移動する際に、電源を切るようにするといいですね。ケータイは基地局を通過するごとに、いちいち位置登録を行うため、使っていなくても充電池の残量が減っていってしまうんです」

なるほど、帰省や旅行も増える年末年始、覚えておきたいトリビアです。電波を気にせず、ケータイをオフにできる長期休暇が待ち遠しいですね! あの家電、こうすると直ると聞いたことがある! などの噂、募集中
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