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平らな鏡に光で文字が浮かび上がる超未来的キーボード

2011.05.30 MON


パソコンとはUSB接続で現在はWindowsのみ対応。今後はMacへの対応やワイヤレス版の開発などを予定している。ミネベアは、キーボードのほかに、液晶ディスプレイのバックライトやファン、圧力センサーなど、電子機器に欠かせない多くの部品を製造している
パソコンのキーボードといったら、100個前後にもなる大量のボタンが並んでいるもの。そんなイメージを覆すキーボードがミネベアから登場した。

「COOL LEAF」は、物理的なスイッチを廃してタッチセンサーを採用することで、完全にフラットな表面を実現したキーボードだ。

隙間がまったくなくミラー加工された表面は、電源が入っていないとまるで鏡のよう。スイッチを入れると、鏡の表面にキー配列の文字が光で浮かび上がってくる様子は、未来的な印象でカッコイイ。

使ってみると、最初は指先でキーの位置が探せないので戸惑う。タイプした際に電子音が鳴るように設定でき、また軽く触れるだけで入力されるので、使いこなせば普通のキーボードに近い速度でタイピングできるようになる。

タッチセンサーの感度が高いため、手袋をしたままでも利用できる。また、表面に可動部がなく隙間がまったくないため、ゴミが溜まりにくく消毒しやすいといった理由から、医療現場や半導体工場などからも引き合いが来ているとか。

COOL LEAFは、ミネベアがキーボードの製造を始めてから30年を機に、「まったく新しいキーボードを作る」ことを目標にして、デザイナーの川崎和男氏と共同で開発したもの。シンプルな外観とは裏腹に、タッチセンサーやミラー加工、バックライトなど、通常のキーボードには使われない技術が多いため、開発には2年弱もの期間を要したそうだ。

ミネベアでは、COOL LEAFで培ったノウハウをもとに、今後も新たなタッチ入力デバイスを開発していく予定。スマートフォンの普及で多くの人がタッチ入力に慣れ親しんでいる昨今、パソコンの入力機器にもタッチ革命が訪れるかもしれない。
(青山祐輔)

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