2012年スマートフォンのキーワード

「テザリング」ってなにが便利なの?

2012.01.19 THU


スマートフォンを介し、様々なモバイル機器をインターネットに接続させるのがテザリング機能。複数の機器の同時接続も可能だ
イラスト/藤田としお
新型iPhoneの発売や、最新OS「Android4.0」搭載機種の登場など、昨年も劇的な進化と普及を遂げたスマートフォン市場。もちろん今年も、昨年以上の普及が期待されているわけだが…。読者の中には今なお「通話とメールが使えれば、電話としての機能は十分。ノートPCがあれば、スマートフォンみたいに多機能な端末なんて必要なし!」と思っている人もいるのではないだろうか?

確かに、ノートPCや携帯ゲーム機などを持ち歩いていれば、「スマートフォンでなければ困る」場面は少ないかもしれない。しかし、これらのモバイル機器をフル活用するためにも、スマートフォンが欠かせない存在となってきている。その決定的な理由となるのが「テザリング」と呼ばれる、最近のスマートフォンでは必須の機能だ。

テザリングとは、スマートフォンの通信回線を利用し、ノートPCや携帯ゲーム機など他の機器のネット接続を可能にする機能のこと。ケーブルを使わず、無線LAN経由で利用できるため、自宅と同じ感覚でWebブラウズやオンラインゲームが楽しめる。これまで、ノートPCや携帯ゲーム機を屋外でネットに接続させるためには、公衆無線LANサービスや、Wi‐Fiルーターと呼ばれる通信機器を使う専用の通信サービスに加入する必要があった。しかし、テザリングに対応しているスマートフォンなら、複数の通信サービスに加入せず、様々な端末でネットが利用できるようになる。

従来に比べ、テザリングを使った場合の料金がリーズナブルになったことに加え、ドコモの「クロッシー」やauの「ワイマックス」など、高速な通信サービスをテザリングで利用できる端末も登場。複数のモバイル機器を持ち歩く人はもちろん、新たにスマートフォンの購入を検討している人にとっても、今年はテザリングの対応状況が端末選びの重要なポイントとなるはずだ。(石井敏郎)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト