2Dと3Dの間に生まれる新しい可能性!

ソーシャルTV局2.5Dって何?

2012.08.14 TUE


アイドルのパフォーマンスやネットレーベルによるDJイベント、ニコニコ動画で人気のDECO*27のライブ、原宿系最大級のファッションの祭典「HARAJUKU Kawaii!!!」の出張配信など、バラエティに富んだ「番組」を企画・配信する
手軽なリアルタイム動画配信システムの「Ustream」(以下「Ust」)が、ソーシャルネットワークサービスのTwitterなどと連携してネットユーザーの間では盛り上がりを見せている。

最近ではUstをうまく利用して、主催者がイベントの様子を配信することが増えている。なかでも話題を集めているのが、“Ustを利用し定期的に番組配信する”という新しいメディアの形に挑戦する“ソーシャルTV局”2.5Dだ。

2.5Dは今年5月に池尻大橋にオープンしたばかりの配信スタジオ。音楽やDJ、トークセッションをはじめバラエティ豊かな番組を配信している。話によると、出演するアーティストはインターネット上で主に活躍されている方々が中心だそうだ。

「2.5Dは、10年代の日本のポップカルチャーを構築するべく、2Dと3Dの狭間、オンラインとオフラインのかけ算によって生まれる新しい表現の可能性を追求しながら番組を編成・放送しています」(2.5Dスタッフ)

よくある配信スタジオと違うのは、配信の視聴は無料だが、原則的に、誰でも申し込みさえすれば比較的お手軽な値段で来場し、公開収録現場を観覧することができることだ。では、主にどのような人たちが来場するのだろうか?

「主にネットカルチャーやポップカルチャーに興味・関心を持った若い来場者が大半を占めています。その中でもソーシャルネットワークサービスを利用し情報を能動的に取得するユーザー層から特にご好評いただいています。これは来場者だけでなくUst視聴者全体に共通して見受けられる大きな特徴ですが」(同)

Ustはじめソーシャルネットワークサービスによる映像配信の特徴は、視聴しながらリアルタイムでコメントを投稿・閲覧して、他の視聴者と感動を共有したり、出演しているアーティストにその声を届けたりできる点だ。

「どうせ一部のネットユーザーの間で浸透している程度なんでしょ?」と思うなかれ。先日の中田ヤスタカプロデュース・きゃりーぱみゅぱみゅの世界初ライブ中継では、同時に配信を行ったニコニコ生放送とあわせて合計同時視聴者数は3万人にのぼった。9月には、DJとしても引っ張りダコのお笑いコンビ・エレキコミックのやついいちろう氏が出演することが決定している。

「TVに飽きた」と嘆くそこのアナタ、インターネットで周りとつながりながらネット番組を楽しむのもオツかもしれない。
(ピーチ四葉/東京ピストル)

※この記事は2011年08月に取材・掲載した記事です

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