SNSで人脈をチェックする人も…

「会う前にネットで検索」は失礼?

2012.08.23 THU


森田健作千葉県知事が熱血俳優だった頃の出世作ですね。がむしゃらに“ケンサク”すればいいというものではないのでご注意を…
イラスト/中村 隆
今年7月にインターネットコムとgooリサーチが行った調査によると、6割以上の人が自分の身近な人の名前を検索した経験があるという。うん、人間だものね。

一方、ビジネスの現場でも、打ち合わせや商談の前に、初対面の相手の名前をつい検索してしまう人もいるはずだ。今回『R25』編集部でアンケート調査をしたところ、「ある」と答えた人は全体の26.3%。そのうち検索した情報が「役に立った」という人は38%といずれも微妙な割合。どうやらまだ“事前検索”が完全に浸透しているとはいえないようだ。その背景のひとつが「後ろめたさ」。検索して何らかの情報を得ても相手に伝えない人が多く、「了承を得ずにこっそり情報を入手するのは失礼」「気持ち悪いと思われそう」といった声が寄せられた。

だが、SNSで私的な情報を公開する人が増えている今、ビジネスへも積極活用すべし、という人もいる。『営業いらずのソーシャルメディア人脈術』(秀和システム)の著者、高木芳紀さんもその一人だ。

「自分の場合、可能な限り検索しますよ。TwitterなどのライトなSNSなら会う前からコミュニケーションも取る。要は、こそこそするのではなく堂々とアプローチをすればいいんです」

なるほど。たしかに後ろめたさの背景には“こそこそ感”がある気が。

「検索で得られた情報は、自分と波長が合うかを事前に判断するフィルターとしても使えます。特に一番重要なのは相手のキャラを知ると同時に、その先の人脈を把握すること。これは、お互いに人と人をつなげるきっかけになる。万一、共通の知人がいたらそれだけで盛り上がること間違いなしでしょう」

高木さんによれば、「今後はPCに抵抗のない50~60代のいわゆる“お偉いさん”層もSNSを使うようになる」とのこと。ビジネスにおいても、出会いは一期一会。“運命の人”を逃すことのないよう、じゃんじゃん検索して相手の懐に飛び込もうではありませんか。
(石原たきび)


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