思わず欲しくなる!

日本発売間近!キンドルの読み心地

2012.09.07 FRI


このほかにネットワークがWi-Fiのみの廉価版にあたる「Kindle Wi-Fi」(139USドル)や、画面サイズを9.7インチに大型化した「Kindle DX」などのバリエーションがある。3G回線の通信料金は端末代金に含まれているので、月額料金などは不要。写真右は小林多喜二『蟹工船』の縦書きPDFを表示したところ
このところ右を向いても左を向いても電子書籍の話題だらけ。自分で買った書籍をスキャンして自分で電子化する、いわゆる“自炊”ユーザーも増えている。

ビューワーの方も、iPadやiPhoneを筆頭に電子書籍向けのタブレット型端末が続々と登場している。そんな中で純粋に読書のために電子書籍を活用したいという“本好き”な人にオススメなのが、amazon.comから発売されている「Kindle 3G+Wi-Fi」だ。

Kindleシリーズは、2007年に初代が発売され、今回のモデルが3世代目にあたる。旧機種では英語しか表示できなかったが、新機種では日本語の表示に対応した(メニューは英語のみ)のに加えて、価格も大きく下がり、グッとお買い得になった。

Kindleの最大の特徴は、そのディスプレイにある。一見するとただのモノクロの液晶に見えるけど、使われているのは電子ペーパーというまったく新しいデバイス。“ペーパー”と名が付いているだけあって、初めてKindleを見ると画面に紙が貼ってあると勘違いしそうなほど文字がキレイに表示される。

さらに6インチのディスプレイは文庫本1ページ分に近いサイズなので、これで文章を読んでいると、まるで文庫本を開いているかのような気分になる。

電子ペーパーは画質が良いだけでなく、画面を書き換えるときにしか電力を必要としないため消費電力が小さいという特徴もある。だから、通信機能をオフにした状態ならフル充電の状態でなんと1カ月近くもバッテリーが持つという。

現状の難点は、Kindle用に販売されている電子書籍に日本語のものがまだ少ないこと。だけどPDFやテキストファイル、JPEG画像などをPCからKindleにUSB接続で転送して読めるので、Web上で配布されているPDFや自炊したPDFなどのビューワーとして活用できる。

新しいもの好きで本好きなら、紙での読書に一番近い感覚で“電子読書”ができるKindleは、一度試してみる価値アリですよ。
(青山祐輔)

※この記事は2010年10月に取材・掲載した記事です

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