サラリーマンの副業にもうってつけ?

ユーチューブで年収数千万!の裏技

2012.09.13 THU


YouTubeパートナープログラムに参加するには、権利を保有したオリジナル動画を作成していることや、人気の動画を定期的にアップロードしていることなどが条件となる。海外ユーザー向けに英語字幕をつける工夫もしたい
ネットで見る動画は面白い。偶然開いたネタ動画に大笑いすることもあれば、お気に入りの投稿者の作品をついつい追いかけてしまった経験があるという人も多いはず。YouTubeなどの動画共有サイトは誰でも自由に作品を投稿できるのが魅力だが、実はそういった投稿者のなかに、ある種の「プロ」がいることをご存じだろうか?

「たくさんの視聴者を惹きつける動画を制作しているクリエイターは、高い集客力を持っています。彼らの動画に広告を掲載することで得られる収益を投稿者に分配するしくみが『YouTubeパートナープログラム』です。登録には一定基準による審査に合格する必要がありますが、世界中で約2万人、日本でも数千人ほどのパートナーが自分の動画から収益を得ています。海外では年間数千万円を稼ぎ出す“YouTubeセレブ”と呼ばれる人も多くいるんですよ」とは、YouTubeパートナーマネジャーの佐藤友浩さん。

日本人で“セレブ”級に稼ぐパートナーはまだいないが、プロの動画投稿者として生計を立てられる人も増えつつあるんだとか。その内の一人であり、一日1本のペースでお笑い動画を投稿している「MEGWIN TV」の代表、MEGWINさんに話を聞いてみた。

「もともとまったく売れない芸人だったんですが、ライブ活動のかたわらでコツコツお笑い動画を作っていたら、コアなファン層の反響が結構あったんですよ。それで『俺の進む道はこれだ!』と思って、事務所を辞めて動画制作に専念するようになりました。YouTubeパートナーになってからは、月間で500万~600万回くらい再生されています。内3割が海外ユーザーですね」

ちなみにMEGWIN TVの動画は、「布団圧縮袋に入って掃除機に吸われる」「風呂に240個のバブを入れる」などの体を張ったワイルドかつシュールなネタが中心。しかもスタジオは自宅アパートの6畳和室、小道具もほぼすべて段ボールで自作と、徹底的にハンドメイドだ。これで収入はどれくらいあるの?

「ぶっちゃけていうと、今のところ平均的なサラリーマンの年収くらいは稼げてます。MEGWIN TVは6人のスタッフで作っているので、分配すると生活は全然厳しいですけど(笑)。それでもYouTubeは全世界が相手なので、こんなボロアパートの一室からでも世界一有名なコメディアンを目指せるチャンスがある。それが一番のモチベーションですね」

実際、再生回数の世界ランキングで平均100位(コメディー部門)をキープしているというだけに、海外での知名度は普通の日本のTVタレントよりも高いのかも…。ちなみに、今からパートナーを目指す人へのアドバイスは? と聞いたところ、「ネタも2つパクればオリジナルになる!」とのこと。お笑いだけに限らず、世界のユーザーに受けそうなアイデアを思いつけば、僕らでも一攫千金を目指せたりして?
(呉琢磨)

※この記事は2011年10月に取材・掲載した記事です

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