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なんでもスピーカーになる秘密道具

2012.10.31 WED


適度に硬くて平面部分があり、内部に空間のある物ほどいい音が出る傾向にあった。ほかにはノートパソコンの天板に貼り付けて動画を見ると、画面の中から音が聞こえてきて楽しい。ただし構造上、モノラルだけなのが残念なところ
仕事のプレゼンでノートパソコンから音声を流したいときや、iPhoneに入っている映像をみんなで見たいときなど、内蔵のスピーカーじゃちょっと物足りないときがある。とはいえ外付けの小型スピーカーを持ち歩くのはちょっと大げさだし面倒くさい。

そんなときにカバンに忍ばせておくと活躍しそうなのが「ピタッとスピーカー」だ。このスピーカー、見た目がちょっと変わっている。四角い電池ボックスを兼ねたアンプ部と、伸縮式ケーブルがつながった吸着盤型のスピーカー部だけで構成されていて、筐体がどこにもない。

使い方も変わっている。スピーカー部を硬いものに貼ると、貼り付けたもの自体がスピーカーになってしまうのだ。一般的なスピーカーは、コイルと一体になった振動板が電気信号によって振動し空気を振るわせて音が鳴るという仕組み。「ピタッとスピーカー」は、スピーカー部にはコイルだけ内蔵し、貼り付けられたものが振動板の役目をする。

というわけで、いろいろと手近にあるものに貼り付けて試してみた。もっとも音質が良かったのが中身が満タンに入った2リットルのペットボトル。大きな音は出ないが、細かな音まで聞き取ることができた。もっとも迫力があったのは大きめの段ボール箱。予想外の大音量と低音が響いて、音楽が楽しく聴けた。

一方、実験前に期待していた木製のデスクと窓ガラスは、意外にも音が不明瞭で聞き取りにくかったり、音量が小さかったりと残念な結果に。変わったところでは洗濯機。薄い金属版の筐体に反響してエコーがかかったようなユニークな音になった。

というわけで、カバンにこいつを忍ばせておくと、出先でのプレゼン時や、パーティなのに音楽がなくて寂しいときなどに活躍する秘密道具になるかも。
(青山祐輔)

※この記事は2010年03月に取材・掲載した記事です

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