カーナビを“宝の持ち腐れ”にしてない?

渋滞回避!VICS情報徹底活用術

2012.09.20 THU


平成23年3月には累計出荷台数が3000万台を突破。VICS情報は今や公共インフラとして欠かせないものになっている
秋 の行楽シーズン到来! せっかくのバカンス、しっかり羽を伸ばしてリフレッシュといきたいところだが、渋滞に長時間ハマってぐったり…なんてことは避けたい。

そんな時、役に立つのがカーナビ。カーナビの主たる機能は目的地までのルート案内だが、「渋滞を回避するための機能」がかなり充実しているのだ。例えば、出発前に広域地図で渋滞情報を確認し、空いているルートをリサーチしたり、走行中も刻々と変化する渋滞や交通規制、事故情報を5分ごとにキャッチしたり、さらに「ビーコン」と呼ばれる受信端末を車内に設置すれば渋滞も加味したうえで臨機応変に最短ルートを検索し、オートで案内してくれたりもする。

じつは、こうした機能は道路交通情報通信システムセンターが運用する「VICS」というシステムによって支えられている。

「VICSは平成8年に東京圏でスタートし、今では全国にネットワークが広がる交通情報配信サービスです。都道府県警察や道路管理者から寄せられる膨大な交通情報を編集し、カーナビへとお届けしています」(VICSセンター・大河内 聡さん)

こうしたVICS情報は全国各地に点在する「VICS-FM放送局」からFM放送波を使ってカーナビに送られる。ちなみに今年4月23日には東京スカイツリー第二展望台の少し上にも新たな放送局が完成。地上554mから情報電波を発信しているという。

「FM多重放送と呼ばれるこの仕組みを使えば、車の現在地に合わせ広域かつ仔細な情報を素早く送ることができます。FM多重放送をキャッチするための受信機は、市販のカーナビ大半に標準搭載されていますので、どなたにもサービスをご利用いただけますよ」(VICSセンター・宮本奈津子さん)

せっかくのカーナビが宝の持ち腐れにならぬよう、今一度その機能をチェックしてみては。
(前田智行)


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