2500万の旅費に加え、メンタル強化も必要?

宇宙旅行の参加条件とは

2013.06.06 THU


海上飛行中のスペースシップや船内での着席、無重力体験のイメージ。見ているだけでワクワクしてくる人も多いはず 写真提供:ヴァージンギャラクティック社 協力:クラブツーリズム
来春、俳優の岩城滉一さんが国内の芸能人として初めて大気圏外に飛び出すという。宇宙旅行がまた一歩身近になってきたようだ。しかし、参加には高額な旅費の支払いに加え、健康条件の確認や様々な体力トレーニングなどが課されるのだとか。宇宙旅行が一般化したときに備え、今からできる準備はありますか?

「宇宙旅行の参加には、心身の健康が第一条件。ウォーキングやランニングなど、日頃から体を動かす習慣を持っておくのがおすすめです。また、スペースフライトは循環器系や脳神経系の病気を持つ方には、悪影響を与えるおそれがあるため、特に注意したほうがよいといわれています。高血圧や糖尿病、脳梗塞の経験の有無などは事前にチェックする問診票にも含まれており、程度によっては参加が難しい場合もあります」

と、教えてくれたのは、ヴァージンギャラクティック社と提携し、民間宇宙旅行を手配するクラブツーリズムの浅川恵司さん。現地の担当スタッフが最も避けたいのは、ロケット噴射の5分前に「降ろしてくれ!」と叫ばれることだとか。病気を予防するだけでなく、直前になって不安に負けない、強いメンタル作りも重要らしい。

「当社の宇宙旅行へ参加するお客様には、米国ニューメキシコ州にある専用のスペースポートで事前トレーニングを受けていただきます。実物大のスペースシップ模型に乗り込み、6名の搭乗者と2名のパイロットで本番のシミュレーションをしたり、船内の操作説明を受けたり。無重力に体を慣らすパラボリックフライト訓練なども予定された3日間のプログラムです。日本円で約2500万円の旅行代金には、こうしたトレーニングの費用も含まれています」(同)

楽しそうだけどやはり高い…。将来的には数百万円まで下がるといわれているが、時期はまだ見当がつかないよう。コンディションも大切だけど、我々にできる一番の準備は、まず貯金かも。
(菅原さくら/アバンギャルド)


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