お笑いロボットから「刀削麺ロボット」まで…

無駄にハイテク?面白ロボット5選

2013.12.06 FRI


昨年、ネットニュースで話題になった山形大学の学生たちが開発中の肩乗りロボット「MH2」。遠方にいる友人に映像や音声データを送って友人がそれに反応するとロボットが動く。あたかも友人が肩に乗っているような感覚が味わえ、ボッチ気分にならないらしい。鬼太郎のお父さんか、戸愚呂兄か…
アトムやドラえもんなど、かつてマンガ家たちが夢を託したロボットたち。21世紀になり、空を飛んだり便利グッズを取り出してくれたり…とまではいかないが、会話や二足歩行、人の表情を読み取るなど、様々な“科学の子”たちが研究されている。

しかし、なかには「確かにスゴいんだけど、なぜこんなロボットを…?」とツッコミたくなるようなロボットたちが存在する。そんな面白ロボットを集めてみた。

●ボケ・ツッコミロボット ゴン太&アイちゃん
甲南大学・知能情報学部のチームが開発した「ゴン太」(ボケ/身長55cm)と「アイちゃん」(ツッコミ/身長100cm)のロボット漫才コンビ。双方はインターネットにつながれており、お題が出されると、関連ニュースを検索して台本を自動作成。それに沿ってゴン太がボケをかまし、アイちゃんがツッコむようプログラミングされている。自動で漫才を作るプログラムもスゴイが、ボケ=チビ、ツッコミ=デカ、という体格差をもたせる地味なこだわりもなかなか。

●刀削麺ロボット 康 真寧(やす まねえ)
東京・錦糸町にある「刀削麺荘 唐家」の店の奥で、毎日黙々と刀削麺を削り続けるロボット「康 真寧(やす まねえ)」。経営元のタカラダイニングが、麺の品質を均一化すべく開発したという。ハリボテライクなポーカーフェイスに、右手は刀削用の包丁、左手はタネをのせるまな板と、“削り”に特化したシンプルな構造。無駄に胸の青ランプを光らせながら、「やす まねえ」の名のとおり、1秒も休むことなく麺を削り続ける作業姿がクールだ。

●等身大拍手マシン 音手(おんず)初号機
エンタメーカーユニット「バイバイワールド」が開発した、拍手音を鳴らすだけのマシン。軟質ウレタンの肉とアルミニウムの骨によって作られた人工の手が、人間の拍手のような音を生成する。ロボットを使ったフランスのミュージカル「ROBOT!」でも採用された実力の持ち主だが、黒いボディーに肘上が取り付けられているだけの外見は、夜道で見かけたらチビるレベル。怖い。

●嘔吐ロボット ラリー
イギリスの安全衛生研究所で開発されたロボット「嘔吐のラリー」。胃を模した容器に入った液体を空気圧で逆流させ、食道を通って口から吐くという人間の嘔吐を再現している。液体に蛍光成分を含ませたことで嘔吐物の飛距離と完全にふき取ることの難しさがわかり、ノロウイルスの感染分析にも役立ったらしい。台の上に目をつぶって鎮座するマネキンと、その豪快な吐きっぷりのギャップがなんともいえない。

●カブトムシ型巨大ロボット カブトムRX-03
全長11m、幅9.5m、高さ3.6mのカブトムシ型六足歩行ロボット。茨城県の機械設計師・高橋 均さんが、1997年から11年の歳月をかけて開発した。ディーゼルエンジンを搭載しており、ツノや羽根など31カ所が動くほか、もちろん歩行も可能。何より、アニメに出てくるような古きよきロボロボしさと、ベタベタの効果音やライトがいい。なお、組み立ては、奥さんと2人がかりで7時間かかるらしい。

技術力を背景にしながらも、思わず笑いを誘うロボたち。これからも、至ってマジメだからこそ生まれる、すこし・ふしぎな未来の産物に期待したいものですな!
(有馬ゆえ+ノオト)

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