WEB上には同じ広告ばかり?

また見た!リタゲ広告増加のヒミツ

2014.04.03 THU


広告主は広告を表示させるユーザーの属性や、表示回数も設定できる。なお、クッキーが特定するのは個人ではなくPC等の端末なのでご安心を 図版作成/藤田としお
気になる商品があったから、販売元のサイトで商品を吟味。その後、ほかのサイトに移動すると、先ほどの商品の広告が出てくる。さらに別のサイトでも…。ずいぶんたくさん広告を出しているんだなぁと感じた。実はそれ、リターゲティング広告(通称リタゲ広告)というネット広告の一つ。

「リタゲ広告とは、広告主Aのサイトを訪問したユーザーを追跡し、別のサイトでもAの商品の広告を表示させる仕組み。関心の高いであろうユーザーにピンポイントに広告を見せられます。購買につながる確率が高く、費用対効果が高いため増えているのです」

教えてくれたのは、ネット上の旬なネタを配信する「ねとらぼ」のプロデューサー・和泉良さん。一度チェックした商品の広告を何度も表示することで再訪を促し、購入に結びつける。なぜそんなことが可能なの?

「ユーザーがサイトを訪問すると広告配信サービス側に閲覧履歴やPCなどの端末識別データが保存されます。ユーザーが別のサイトを訪れると、そのデータが広告配信サイトに知らされ、以前見ていたサイトの広告が自動的に配信されるのです」

何度も同じ広告が出てきたら、思わずクリックしてしまいそう。総務省の調査(2010年)によると、リタゲ広告などユーザーの興味に関連した広告を表示する「行動ターゲティング広告」を望む人は33.9%、望まない人が25.6%、どちらとも言えない人が40.5%と、ユーザーの見方は意外に好意的。でも、購入済みのものや前に検討したものだったらちょっとわずらわしいかも。解除法はあるの?

「バナーのiマークをクリックして、広告運営会社のサイトに行き、オプトアウトをクリックすればOK。デザインや文言はサイトによって異なるので、確認しましょう」

日進月歩で進化を続けるネット広告。さらに進化して、ユーザーの要望を先読みして表示する日が来るかも…!?
(船山壮太/verb)


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