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詐欺組織が暗躍!?出会い系アプリにご用心

2015.02.19 THU


端末をロックするウイルスは“FBI”や知り合いを語る場合も。心当たりのないお金の要求には注意が必要だ 画像提供:Graphs / Imasia
個人情報を多く含んでいるために、セキュリティ対策を万全にすることが推奨されているスマホ。近年は不正アプリやウイルスの存在が大きく報道されているが、最近はどのようなケースが増えているのだろうか? 国内・海外の事例について、スマホやパソコンのセキュリティソフト・ノートンなどを開発・販売するシマンテックの浜田譲治さんにうかがった。

「国内でいうと、特に目立つのは“ワンクリック詐欺”ですね。サイト上で外部サイトのURLをクリックすると、有料サイトの入会料などの名目で金銭を要求される表示が画面に現れます。ひと昔はパソコンが多かったのですが、スマホでも被害が拡大しつつあるようです」(浜田さん、以下同)

そんな表示が出てきた場合、どうすればいいのだろうか?

「そもそも支払いを要求されても払う義務はないので、無視していればOK。ページを閉じてしまいましょう。ただ、最近のワンクリック詐欺は、サイトによってページを閉じることができなかったり、電話の発信のポップアップが出てくるなどして、半ば強制的に電話をかけさせられることもあります。電話をかけると、相手に電話番号を知られ、厄介なことになりかねません。ですから、そんなときは、ブラウザを閉じて設定からブラウザのデータを消去しましょう」

詐欺にあったとしても、冷静に対応することが大切ということか。では、その他にはどんなことがあるのだろう? 不正アプリの問題も大きく報道されているが…。

「不正アプリは、電話帳などのデータを抜き出すことを目的にばらまかれることが多く、数年前に流行しました。今では機能自体は変わらず、限定的に出回っているようです。最近は出会い系アプリなどを含むSNSアプリ内で、犯罪組織が参加して巧妙化しています。女性とやり取りしているうちに、別のアプリのインストールを薦められるらしいのです。実はそのアプリとは電話帳の情報を抜き取るような不正アプリ。さらに、出会い系アプリ内でのやり取りで交したわいせつな写真や画像を元にゆすられることも。日本だけでなく韓国などのアジアで行われているようです」

仲良くなった異性から薦められたアプリだったら、何の疑いもなくインストールしてしまいそう…。アジアでは同様の詐欺が流行しているとのことだが、ほかの地域ではどんなものが流行っているのだろう?

「欧米では犯罪が巧みになり、端末やファイルにロックをかけて『金を払わなければ、ロックを解除しない』などと脅迫するケースが増えています。電源を切ることもできなくなりますが、お金を払ったところで、ロックが解除される保証はありません」

なお、浜田さんによれば、スマホはパソコンに比べてセキュリティ対策はしやすいという。なぜなら、不正アプリやワンクリック詐欺があるにしろ、自分の心構えで危険は容易に回避することができるからだ。

年を追うにしたがって巧妙化するスマホに対する詐欺やウイルス。自分のスマホのセキュリティ状態をチェックするとともに、危機意識を高めて使い方を改めてみてはいかがだろうか?

(河島マリオ)■シマンテック

セキュリティソフト「ノートン」シリーズをはじめとしたソフトウェアを提供している会社。2015年発表の最新版「ノートン」製品は、モバイル向け拡張機能「アプリアドバイザー」を新たに追加、ストアからアプリをダウンロードする前に、危険性をチェックできる。もちろんワンクリック詐欺にも対応。

URL:http://jp.norton.com/

記事提供/『R25スマホ情報局』

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