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専門家が選ぶ!よくできたゲーム音楽5選

2015.06.08 MON


2015年5月に開催された『4starオーケストラ2015』より
「好きなゲームは?」と聞かれたとき、ストーリーやキャラクターはもちろん、音楽も頭に浮かぶという人も少なくないはず。とくに「ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)」シリーズや「ファイナルファンタジー(以下FF)」シリーズなど名作といわれるゲームには、必ずと言っていいほど名曲がセットとなっている。最近はスマホゲームでも音楽に力を入れたものが増えており、スマホゲーム発のサントラも多くリリースされているという。

「“パズドラ”こと『パズル&ドラゴンズ』のヒットした2012年以降、スマホゲームにも音楽のクオリティの高い作品が続々と出ています。その『パズドラ』では『サガ』シリーズの伊藤賢治さん。他のゲームでは『FF』シリーズの植松伸夫さんや『ストリートファイターII』や『キングダム ハーツ』シリーズの下村陽子さんなど、ゲーム音楽の第一人者が手がけているほか、新たな才能も数多く発掘されるなど、裾野も広がっています。また、打ち込み曲だけでなく、生演奏を収録した楽曲を使用するなど、ゲーム音楽に力を入れるメーカーも増えていますよ」

そう教えてくれたのは、ゲーム音楽のコンサートの企画・制作及びコンサート情報ポータルサイトの運営をする「株式会社2083」の代表・齋藤健二さん。そこで、スマホゲームの中で、音楽的によくできている楽曲を5曲挙げてもらった。

■システムとマッチした大人の雰囲気漂う名曲

リアルタイム合体カードバトル『ドラゴンポーカー』(Android/iOS対応)

タイトル~ホーム画面で流れるメインテーマ「Jump-off!」

「この楽曲は、アソビズムの松岡耕平さんによるもの。サックスやブラス系の楽器を使ったジャズっぽい要素がゲームシステムとぴったりハマっている名曲です。昨年最も売れたゲームサントラのタイトルともいわれています」

■王道を行くファンタジー系ミュージック

本格スマホRPG『グランブルーファンタジー』(Android/iOS対応)

 メインテーマ

「サウンドディレクターに植松伸夫さんを迎えた、スマホの本格派RPGゲーム。なかでも、このメインテーマはファンタジー系のゲームの世界観の王道とも言える壮大なスケール感が絶妙です。他にもフィドル(バイオリン)やアコーディオンなどを使ったケルト系の民族音楽っぽい要素が入っているのも良いですね。マグナ(マルチボス)戦の楽曲もそれぞれ特色があり人気です」

■ガッツリ打ち込んだサウンドが現代的で耳に残る

ドラマアクションRPG『消滅都市』(Android/iOS対応)

ゲームプレイ中に流れる曲「I miss you baby」

「この楽曲はキャッチーでおしゃれで疾走感がとてもいいですよね。ゲーム音楽なんですけど、そのままクラブとかで流しても気持ち良いと思います。またタイトル画面やテレビCMなどで流れる『Eternity』というピアノ曲もシンプルなのにとても印象深いです。これらの音楽はノイジークロークというサウンド制作会社が手がけているものです」

■メロディアスな植松ワールド全開!

ビッグネームが曲を手掛けるRPG『TERRA BATTLE』(Android/iOS対応)

メインテーマ「Terra Battle」

「『グランブルーファンタジー』同様、植松さんによる楽曲なんですが、より落ち着いた感じといいますか影のある曲調となっています。FFっぽいというか、“スーファミ時代のFF”的な感じが当時プレイしていた身としては懐かしいですね。このゲームは、ダウンロード数によってコンテンツが追加されていき、下村陽子さんや光田康典さんも新曲を提供するなど、音楽に力を入れているのが特徴です」

■イトケンとゲームの世界観が織りなす相乗効果

累計3500万DL突破『パズル&ドラゴンズ』(Android/iOS対応)

オープニング曲

「大人気の『パズル&ドラゴンズ』からはタイトル画面で流れるオープニング曲を。スマホでも音楽が大事!と最初に示したのがゲームの一つだと思います。サガシリーズや聖剣伝説シリーズの作曲家である伊藤賢治さんの特徴とゲームのシステムや世界観がマッチしているのがいいと思います。プロモーションの時には、あまり作曲家のお名前を前面には出していなかったのでサントラが発売されたときに、初めて伊藤賢治さんが作曲されたと知った方も多かったですね」

コンシューマー機の苦戦によりゲームの主戦場はスマホゲームに移りつつある。日々続々とリリースされるスマホゲームで差別化を図るためには、音楽も重要な要素のひとつであるという。短い時間でも印象づけるため濃密に作られたゲーム音楽に耳をすませば、さらにゲームが面白くなることまちがいなし!?

(浅井英彦/HEW)【協力】

株式会社2083 代表取締役 齋藤健二

http://www.2083.jp/

記事提供/『R25スマホ情報局』

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