マイナンバーで生活はどう変わる?

マイナンバーのセキュリティ、安全?

2015.08.11 TUE


日本に住民票を持つ国民一人ひとりに付与される12桁の個人番号「マイナンバー」。今年10月の通知開始を前に、なりすましなどの不正や情報漏洩といった問題を不安視する声が挙がっています。そうした問題には、どのような対策がなされているのでしょうか? 内閣府大臣官房番号制度担当室の服部美帆さんに聞きました。

●個人情報となるマイナンバー、本当に安全?
私たちの生活を便利にするといわれるマイナンバーですが、個人に関する様々な情報が紐付いているだけに、その管理体制も気になるところ。まずはその安全性について、服部さんにうかがってみましょう。

「情報はこれまで通り、年金のことは年金事務所、税金は税務署、住民票は市区町村で管理されます。それぞれの役所や機関が必要なときにマイナンバーを照合することで、個人の情報をやり取りすることになります。このやり取りを行うシステムのアクセスは制限し、通信する際は暗号化するなど情報漏洩に対してのセキュリティには万全を期しています」(服部さん、以下同)

特に気になる情報漏えいの不安については、諸外国でのマイナンバーにまつわる不具合などの事例を踏まえ、セキュリティでしっかり保護しているとのこと。この運用・管理体制がしっかりと守られれば、ひとまず安心といえそうです。

●マイナンバーの通知カードは大切に保管がマスト!
ちなみに、もし自分のマイナンバーを他人に知られてしまった場合、そこから個人情報が漏れることはあるのでしょうか?

「マイナンバーの番号自体を知られたとしても、そこから税や電話番号といった個人情報が芋づる式に漏れることはありません。とはいえ、行政手続きを行うための大事な番号ですから、むやみに人に伝えない方がいいことは確か。取扱いには十分気をつけましょう」

また、仮に個人番号が他人の手に渡った場合は、24時間365日のコールセンターで機能を止めてくれるそうです。

「10月以降、通知カードが送られてきたら、大切に保管しておいてください。もしも、カードを紛失してしまった場合は、住民票がある自治体で再発行の手続が必要になります」

ちなみに、マイナンバーはランダムな番号となり、基本的には生涯変わりませんが、もしカードが誰かの手にわたり、悪用される可能性がある場合には変更も可能とのこと。ただ、そもそも悪用されないよう、むやみにカードを人に見せたり、無造作に扱ったりしないようにしましょう。
(構成・文:末吉陽子/やじろべえ)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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