一番恵まれているのは、ドコモ?au?ソフトバンク?

iPhone6s新料金プラン3社比較

2015.09.17 THU


各社の割安の定額通話新料金プラン
9月25日の発売を控え、iPhone6sの予約が昨年を上回るペースで伸びているという。買い替え期にあたるiPhone5s、5cユーザーはもちろん、昨年iPhone6を購入した人でも、機種変更を検討している人は多いだろう。

とはいえ、気になるのは現実のフトコロ事情。単純な「機種変更(※同一キャリア内)」でも、通信各社で料金差があり、ユーザーとしてはキャリアがおトクなプランを提供してくれることを願うばかり…。

そこで、iPhone6sに機種変更する際の料金(負担額)をキャリアごとに比較してみた。といっても、下取り機種など諸条件によって結果は変わるため、今回もっとも多いと思われる「iPhone5s(32GB)→iPhone6s(64GB)」の最安プランに絞って紹介しよう。

まず結論からいうと、このケースの機種変更でもっともおトクなプランを提示しているのはauといえそうだ。詳細はややこしいので端折って説明させていただくが、各社の料金差が生じる主なポイントは2つある。

1つは、もっとも安い「月額1700円の通話定額プラン(※1)」にセットされる「データ定額料」の差だ。ドコモの参入により、「5分以内の通話なら無料になる月額1700円の通話定額プラン」は3社横並びとなった。ただ、同プランを選択すると、自動的に「データ定額プラン」もセットでついてくる。その最安値のプランが、ドコモ・ソフトバンクは5000円(5GB分)~なのに対し、auは選択できるデータ容量が多く、4200円(3GB)なのだ。

「1GBあたりのコスパなら、ドコモ・ソフトバンクのほうが上では?」と思う人もいるだろうが、大半のユーザーの月額データ使用量は、2~3GBとされている。スマホでよく動画を観るようなタイプでもなければ、5GBのプランを選んでも使いきれずに持て余してしまう可能性が高い。最安の3GBプランが選べるなら、そのほうがおトクだろう。

2つめのポイントは、端末の下取り価格である。通信各社は競うように下取りプランを発表しているが、機種変更(※同一キャリア内)時のiPhone5s下取り価格は、ドコモ9720円、au3万1600円、ソフトバンク2万5560円(※いずれもポイント還元などによる相当額、税込)。これに各社の端末価格と、それぞれに適用される割引キャンペーンを加味して比べると、実質負担額はドコモ1万2960円、au7040円、ソフトバンク1万2960円(※いずれも税込)となる。


そのほか、固定電話とセットで契約した場合の割引価格など細かな差はあるが、それもひっくるめて「端末代」と「2年間の使用料」を足し合わせると、(一般的な契約期間である)2年間の実質的な総負担額は、ドコモ17万3664円、au14万3535円、ソフトバンク15万7853円(※いずれも税込)。つまり、「同一キャリア内の機種変更で既存のユーザーにもっともお得なプランを提示しているのはau」というわけだ。

ただ、iPhone6sへの買い替えとなれば、当然のようにMNPを検討する人もいるだろう。この場合、上記とはまた別の割引が各社で適用されるため、もちろん実質負担額も変わる。MNPの3社比較は稿を改めるとするが、こちらは3社でさほど大きな差はない。

ちなみに1つだけ、先述のポイントで注意しておきたいのは、「月額1700円の通話定額プラン」を選ぶか否かの判断だ。

同プランは「5分以内の通話なら無料」だが、5分を超えると「30秒ごとに20円」に通話料がかかる。つまり10分通話(5分超過)すれば、「通話料200円」が加算される。たとえば、月に5回以上「10分通話」をすると、「月額1700円」のプランは逆に割高になってしまう。長電話になりがちな人は選ばないほうが無難だろう。
同一キャリア内での機種変更にせよMNPにせよ、買い替えにあたってのプラン選択は慎重に検討したほうが良さそうだ。

※1 ドコモは「カケホーダイライト」、auは「スーパーカケホ」、ソフトバンクは「スマ放題ライト」のプラン名で展開

(井上陽司)

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