スマホ事件簿

アレに対抗!300万円の「アルプ・ウォッチ」

2016.01.16 SAT


「メッセージは送れないけれど…長い目で見たら?」と問題提起するかのような紹介動画 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
1月初旬、スイスの高級時計メーカー・H. Moser & Cieが、Apple Watchそっくりの機械式アナログ時計「スイス アルプ・ウォッチ」を発表。そして、1月13日にはイースト・ジャパンが日本での取り扱いを開始することも発表された。

これは50台の限定生産で、値段は300万円(税抜、予価)という超レアかつ高級な“普通の”時計。リリースによれば、スマートウォッチ市場の近年の成長ぶりに直面するスイスの時計企業として、

「伝統とテクノロジーを組み合わせるという、その場しのぎの日和見主義的なアプローチを取ることもできる」

しかし、

「何世紀にもわたるスイス時計製造業界の評価を決める価値のために戦うという選択肢もあるはず」

という理念のもと開発したもので、1月6日に公開された動画では「アップグレード不要」「ただ1つのアプリケーション:時を刻むこと」など、Apple Watchを意識したような文言が並ぶ。また、同社CEO・エドゥアルド=メイラン氏も、

「この新しい試練の存在を認めつつ、伝統的な機械式時計には未来があること、そして実際、機械式時計こそが未来である」

「アップデートする必要なく、いつの日か自分の子供たちに引き継ぐことができる」

などとコメントを出しており、スマートウォッチ市場に対して闘争心むき出しだ。

一見おふざけのようだが、至って真面目な対抗意識から作られた「アルプ・ウォッチ」。Twitterには、

「こうした試みはとても面白いことだと思います。技術を費やした中身のあるジョークというか、パロディのあり方のひとつかもしれません。求めているところが違うパロディ。写真で眺めるくらいしかできませんが。」

「アルプウォッチに草生える

でもこういうただ劣化させてパクるだけの物じゃなく、ちゃんとした製品だしいい抗議手段かもしれない」

など、応援の声が寄せられている。値段が300万円ということで、手の届かない人がほとんどだろうが、新たな挑戦に対して前向きに評価する人が多かったようだ。

(花賀 太)

記事提供/『R25スマホ情報局』

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