スマホ事件簿

車のキーをスマホアプリに…懸念続出

2016.02.24 WED


最近では、自宅の鍵をスマホで解錠するアイテムも登場している。将来的に物理的な鍵を持つ必要はなくなるかも? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
自動車メーカー・ボルボが、2017年から車のキーを廃止する代わりに、スマホアプリのデジタルキーにすると2月19日に発表し、ネット上で議論となっている。

日本経済新聞によると、ユーザーにはスマホの専用アプリを配布。「デジタルキー」とすることで、Bluetoothを利用し、スマホでドアやトランクのロック開閉やエンジン始動が可能になるという。また誰かに車を貸す場合は、専用のアプリをダウンロードしてもらえば、キーを直接渡す必要がなくなる。さらに今春からは実装に先立ち、スウェーデンのカーシェア会社で、この技術の実証実験を行い、スマホで空車状況を確認できるようにもなるといい、使える範囲の拡大も計画しているようだ。

物体としてのキーが要らなくなるとは、画期的な展開。Twitterでは、

「これは便利!スマホのアプリが車のキーになる。国産車も搭載してほしい」

と歓迎する声が一部ではあがっているが、セキュリティの心配をする人も多く、

「うーん、スマホ盗まれたら終わり」

「アプリを解析されて盗難が起きそう」

「電池切れだの、海賊アプリでのトラブル続出だな」

「数年後ハード進化してセキュリティレベルがた落ち、盗難被害続出とかならないことを祈る。デジタルキーはスペック進化で脆弱化するのがこわいね」

「すごいけど スマホかぁ・・・なくしたり

忘れたり 壊れたり 充電が切れたら どうなるのかしら

キーよりめんどうくさいかも 大きいし

盗難もあるよね キーはそうそうないけど

スマホは テーブルに置きっぱなしってあるし」

など、盗難をはじめ、アプリであるがゆえのトラブルを懸念する声が続出している。また、

「スマホの充電器がキーと同じくらい大事な世の中になりそうだなぁ・・・」

というつぶやきも。確かに充電が切れると“ちょっと不便”どころではなく、車が動かせなくなるため、バッテリーの重要度は増すに違いない。

スマホアプリを利用してカーライフを便利にする試みは、これまでにも各自動車メーカーが取り組んでいる。アウディがスマホアプリで自動運転・駐車できる車を開発しているほか、BMWでは電気自動車「BMW i」にリモートでアクセスし、エアコンの事前作動やドアの施解錠などが可能な「BMW i Remote App」をすでに提供している。セキュリティ面などに懸念があるとはいえ、今後ますますスマホが欠かせなくなるのは間違いなさそうだ。

(花賀 太)

記事提供/『R25スマホ情報局』

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