スマホ事件簿

笑顔鍛えるアプリ開発「本当に美しい?」の声も

2016.06.28 TUE


笑顔講座をアプリ化する資生堂。資生堂の公式Facebookでは、JALの客室乗務員がアプリを使う様子が掲載されている
※この画像はサイトのスクリーンショットです
どんどん進化していく、スマートフォンやタブレットのアプリ。顔写真と動物を合成したり、美しく修正したりと、画像を加工するアプリは、一般的になりつつある。そんななか、画像を加工するのではなく、人の表情、特に“笑顔の技術”を磨くアプリが開発された。

そのアプリを開発したのは化粧品メーカーの資生堂だ。資生堂は、長年の化粧品開発のなかで蓄積してきた「顔・表情の印象研究」「笑顔研究」のノウハウを「笑顔講座」として、企業や学校を対象にレクチャーしてきた。その講座の内容をタブレット端末用アプリとしてデジタルコンテンツ化したのだ。

まずは、7月1日から9月30日まで、JALの客室乗務員5000人による試験運用を開始。その結果をもとに、2017年以降の実用化を目指すという。

このアプリでは、撮影した自分の顔について「笑顔レベル」と「印象指標(信頼感・気品・魅力・美しさ・好感・親しみ・活発さ)」を数値化して表示。その結果に合わせて、資生堂独自の表情筋エクササイズを行う。さらに、毎日の笑顔レベルを日記形式で記録できるほか、笑顔を駆使したゲームもできるという。

笑顔に自信が持てない人は多いはず。現に“表情レッスン”などの書籍は様々な出版社から販売されている。ただ「笑顔講座」アプリについて、ツイッターでは、

「いいなコレw」
「誰かこのアプリ使ってゼミ論書こう」
「笑顔力の測定。資生堂さんの開発したアプリ気になりますね」

と興味津々の人がいるものの、

「そのうち JIS 規格の笑顔とか出てきそうで不気味としか思えない。。。。」
「笑顔の判定アプリか
そんなことより社会的微笑を教えて赤ちゃんでもやることだと教える方が良いんじゃないか? 貼り付いた笑顔に恐怖・不気味さを感じるようになるぞ 笑」
「女の子は笑顔がいいに決まってるけど、アプリで鍛えた笑顔は美しいのかな…?」

と、アプリで訓練されて仕上がった笑顔に違和感を抱くのではないかという声もあがっているところ。

笑いかけられれば悪い気がしないのが人間というものだが、“笑顔をアプリに判定される”ということに反発を覚える人は少なくなかったようだ。

(小浦大生)


記事提供/『R25スマホ情報局』

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