今だからPHSがアツい!

モバイル界の隠れた名品「京ぽん」ってなんだ?

2004.11.05 FRI

その昔「070」といえば、子どもっぽいというか、「090」に負けてるというか、正直イタダけないイメージがつきまとう番号だったもの。社会人になったのをキッカケにPHSを捨て、憧れのケータイ電話に切り替えた、という読者も結構多いはずである。だがしかし、そんな「070」が今、再びアツい注目を集めているという。その火付け役が、今回紹介する「京ぽん」だ。

「京ぽん」とは、京セラが今年の5月に発売したAir“H PHONE(PHS)端末「AH‐K3001V」の愛称。「Opera(オペラ)」というソフトウエアを搭載しており、PCと同等にWebサイトの閲覧ができるほか、メールアドレスもPC用のものがそのまま利用可能など、ちょっとしたPDA以上の機能を持っている点が大きな特徴で、先月までに10万台突破という、異例のベストセラーとなったPHSだ。ちなみに「京ぽん」という愛称は、熱心なファンにより発売前からすでに付けられていたというんだから、すごい。このように、アツいユーザーに支えられ、機能の研究や便利なツール類の発表が、続々と行われている点も「京ぽん」の魅力だ。なにしろ『京ぽんの本』なる活用ガイドまで発売され、それがまたヒットしてるんだから、その熱狂ぶりは推して知るべし。

「(京ぽんは)もはや携帯電話の対抗と考えるよりも、最も安価で使えるモバイル端末として意識すべき。ケータイを通話用として定額プランから通常プランに戻し、(ネット使い放題コースにした)京ぽんを併用するだけで、結構な節約になる、という点も大きな魅力ではないでしょうか」(『京ぽんの本』著者の魚輪タロウ氏)

次世代携帯と比べ、通信速度が遅いというデメリットもあるが、それでも京ぽんに魅力を感じる人は多いのでは。右のポッケにゃ携帯電話、左のポッケにゃPDA、カバン開けたらノートPC…。という肩こり必至のモバイラー諸君。今こそあえて「070」に還ってみては!?

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