Google、マイクロソフトが続々と参入

デスクトップ検索を制する者がパソコン業界を制する!?

2004.11.18 THU

あれれ? あのファイルどこ行ったっけ? 確かにパソコンに保存したはずなのに、どこを探しても目的のファイルが見つからない。そんなことってありません? ちゃんとフォルダを作って整理していれば問題ないけど、つい適当に保存してしまいがち。そうすると、いざ必要なときに見つからないんだよね。こういうときのために検索機能がついているけど、やたら時間がかかるし、うまくヒットしないし。困ったもんだ。

でも、そんなイライラももうすぐ解消できるかもしれない。というのも、効率よくデスクトップの検索ができる新しいツールが、続々と登場するからだ。10月14日(米国時間)には、Googleが他社に先駆けて、「デスクトップサーチ」を公開。さらにマイクロソフトやアップルコンピュータもまもなく公開するといわれている。これを使えば、文書ファイルはもとより、メールやウェブの履歴も簡単に検索できるようになるとか。

「インターネットで探し物をするならGoogleのような検索サイト。デスクトップの中なら検索アプリケーション。そんなふうに、探す場所によってアプリケーションを使い分けていました。でも、デスクトップサーチでは、どちらも検索の対象になります。だから、『探し物ならこれ』。そんなふうにシンプルになりますね」と『日経パソコン』編集長・渡辺洋之氏は歓迎する。でも、なぜ各社が開発にしのぎを削っているのか。実は、このデスクトップサーチによって、業界の勢力図が大きく変わる可能性があるというのだ。

「Googleはこれでネットからデスクトップへの進出を、マイクロソフトはその逆を狙っています。いまはそれぞれでトップシェアを誇っていますが、数年後はどうなっているか全く分かりません」(渡辺氏)

ネット検索の雄とデスクトップの雄が、天下分け目の合戦を始めた。機能性はもちろん、そこに注目してみるのも面白そうだ。

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