衝撃、振動、暑さ寒さ、雨、ホコリにも耐える

過酷な環境下でも壊れない「堅牢ノートPC」に注目!

2004.11.25 THU

ノートPCの普及によって、いつでもどこでも仕事ができる時代になった。しかし、マシンにとって良くない使用環境もある。振動の多い車両内、ホコリっぽい工場、突然の降雨もある建設現場。また、故障原因の半数は落下などの衝撃によるものだという調査結果もある。PCの故障はビジネスチャンスの喪失をも意味する深刻な事態だ。

  ところが、そんな過酷な環境下でも耐えうる堅牢なノートPCがあることを知っているだろうか。国内における先駆けは松下電器の『TOUGHBOOK(タフブック)』シリーズ。同社は「ワイヤレス&タフ」をコンセプトに、特殊な状況下でも使用に耐えうる堅牢パソコンを商品展開している。「90の高さからコンクリートの壁に落としても、毎分10㎜のの雨に1時間降られても壊れない」という同機は、アメリカの警察パトカーの6割が採用するなど、海外からの高い評価も獲得。

 「04年度の国内出荷目標は5万台、海外出荷目標は15万台です」(ITプロダクツ事業部・坂井氏)というあたりからも、そのワールドワイドぶりが窺える。今年9月には、塩害対策を施したマリン仕様も発売。また、「同じフロアで開発しているノートPC、『レッツノート』の技術を取り入れ、可能な限りの軽量化も行っています」(同)という。

 このニッチ市場へ新たに参入した企業もある。NECは今年8月、『FC-NOTE』を発表。バッテリーの持続時間ではやや劣るものの、0℃~55℃での動作対応といった耐久スペックで『TOUGHBOOK』シリーズを上回る。「堅牢性はもちろん売りですが、筐体のデザインを気に入っていただいた一般ユーザーの方から購入したいとの声も届いています」(広報・山室氏)。

 そんな声に応えて、松下電器はウェブでの一般販売を開始、NECもこれを検討中だというこれらのマシン。仕事で失敗しても多少の八つ当たりには耐えてくれるかもしれないぞ。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト