1年で37万人が登録した巨大SNS

mixiはビジネスとしても花を咲かせられるのか?

2005.02.24 THU

あなたのまわりに一日中、オレンジ色のホームページを見ている人はいないだろうか。それは十中八九、mixi(ミクシィ)のユーザーだ。

ミクシィは、日本最大級のソーシャルネットワークサービス(SNS)――親しい仲間内でその日のできごとや、本、映画などについて語り合えるコミュニケーションサイト。友人同士で気軽にやりとりできる仕掛けがいろいろ用意されている。

不特定多数で共通の関心事について語り合うコミュニティという場もあり、ここを通して新しい友人ができることもある。こうしたコミュニティ主宰のパーティも多く、参加者はその後もミクシィを通して交流を続けることが多い。

実は、SNSそのものは、昨年を通して毎月2サービスのペースで増えていた。しかし、今ではほぼミクシィの独り勝ち状態だ。会員からの招待メールがないと入れない完全招待性であるにもかかわらず、開始から半年で5万人、1年で37万人と、会員数が指数関数的に伸びている。ちなみに現在、1日約2700人増のペースだ。

これだけ会員が増えると設備にも負担がかかる。最初は2台だったサーバーも今では十数倍規模だというが、ビジネスとして成り立っているのだろうか?

ミクシィを運営するイー・マーキュリー社の笠原健治代表取締役は、「まずはビジネス云々より、友人同士が楽しく豊かに交流できるサイトをつくりたかった」という。

いまでは膨大な会員数を背景に、広告、アフィリエイト、各種プロモーションなどの収益が入り始めた。2月には「ミクシィプレミアム」をスタート(月額315円)させ、登録者に新機能や特典を用意したところ、申し込み数は予想以上だったという。笠原氏も、いずれはミクシィ単体で収益が見込めそうだと語る。

今後は携帯電話との連携を強めるというミクシィ。この春、あなたのまわりでも、ケータイでオレンジ色の画面を見ている人が増えるかもしれない。

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