ニューヨークと肩を並べた?

あの東京都三鷹市が「世界一の情報都市」になった!

2005.08.04 THU

「三鷹って地味じゃね? 吉祥寺に比べて人気ないし」なんてお思いのアナタ! 考えを改めるチャンスですよ。実は三鷹はとってもすごいのだ。なんせ世界一に選ばれたのだ。しかも“世界一の情報都市に”である! …ってあれ? ぜんぜんピンと来てないようですけど…。

「本当なんです。トロントやシンガポールといった世界のトップ7の都市の中から、三鷹が“インテリジェント・コミュニティ”世界一に選ばれたんです。…いや実は私たちもかなり驚いたんですけどね」と語るのは三鷹市・企画部情報推進室の宇山氏だ。

選出をしたのは東京都やソウル市など世界の135団体が加盟している世界テレポート連合(WTA)の内部組織だ。同組織は、ブロードバンド通信を活用して経済や社会を発展させた地域を表彰してきた。ちなみに今まではニューヨークやグラスゴー(英国)といった、そうそうたる都市が世界一に選ばれている。三鷹はニューヨークと肩を並べたというワケだ。でもなんで?

「三鷹市は日本で最初にISDNや光ファイバーのテストサービスを行った地であり、インフラ整備やその活用の面で、伝統的に市民参加が活発なんです。また官民協働のプロジェクトが盛んで、シニア層や主婦に対してのITリテラシーやSOHO支援など、さまざまなアプローチを行っているんですよ」(同氏)

この、行政と市民や大学研究機関、企業が一緒になって“協働”してきたことが、評価のポイントだったそうだ。実は三鷹には、住民の行政参加が根づいており、その歴史は昭和40年代にまで遡るという。土地の90%が住宅地域の三鷹市にとって、SOHOやコミュニティビジネスを活性化させることは大事であり、市民の協力なしでは考えられない。両者が好関係だからこそ、アプローチも成功したのだ。

今回は市民と行政が垣根なくコラボレートし、その姿が評価された。素敵なことである。

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