衝撃の日本上陸から約1カ月

ところでiTMSってアメリカから直接買えないのはなぜ?

2005.09.01 THU

オープンからわずか4日でなんと100万曲のダウンロード販売を達成して、アップルによるiTunes Music Store(=iTMS)の日本上陸は大きな話題となった。

このiTMS、アメリカやカナダ、ヨーロッパでは以前から展開されている。全世界では先日ついに総ダウンロード数5億曲を突破。名実ともに世界最大のデジタル音楽ストアだ。が、日本からはなぜか他の国のストアで直接購入することができず、熱心な音楽ファンは悔しい思いをしてきた。

「基本的には、購入される国に請求先の住所がある、有効なクレジットカードが必要となる仕組みです。日本では、サービス開始と同時にiTunes Music Cardを提供、これを使って日本で提供している楽曲を購入することも可能です」(アップル広報)

考えてみれば各国のレコード会社や業界団体とそれぞれ交渉・契約の上で販売価格が設定されているのだから、他国からサクッと安めの価格で買えたのでは商売にならないのも確か。

「アメリカでは、モトローラ社がiTunes対応携帯電話を開発中で、これはまもなく市場に投入されるということです。時期は不明ですが、日本でもiTMSを使ったアフィリエイトが開始されるのでは、というウワサもありますよ」(IT技術関連会社社員)

iTMS参入は、日本のデジタル音楽配信全体に大きな動きを促している。Yahoo!は約10万曲の音楽を無料で聴ける広告付きサービス「Yahoo!ミュージックサウンドステーション」を提供開始。247MUSICはネット上で楽曲を無料提供する音楽配信サービス「music forecast 247(mF247)」を12月に開始するとアナウンスした。

アメリカでは、ワーナーミュージックが「eレーベル」と呼ばれる新しい音楽パッケージ方式を提唱。数年に1作というCDアルバムリリースに代え、数カ月おきに3曲単位で新曲をデジタル配信するビジネスモデルだという。音楽の聴き方の変化は、これからますます加速しそうだ。

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